アマチュア無線工事に使える工法(1)

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ラッシングロッド

シンプルと巻きつけグリップ

※ ビニールテープの種類もたくさんありますが、高級なものに2号保護テープという
  ものがあります。品質も大変良いのですが、値段も通常のビニールテープより
  も5倍前後します。 業務用では2号保護テープを使用していますが、ビニール
  テープに比べて水に濡れてもつきやすく、耐久性もあります。

  テープを切断するときは、ニッパーやカッターナイフなどの刃物を使用しましょう。
  引っ張ったりねじ切ったりするとテープが伸びたり手垢がついたりして巻き終わり
  部分から剥がれやすくなります。

C穴あけ・・・・使用するアンカーボルトの規定の太さと深さの穴をあけます。

B穴を開ける位置をマーキングします。

A打ち込み深度・・・・決められた打ち込み深度の位置にボルトマーキングをします。

写真を撮影した時に施工した所要時間は15秒ほどです。
写真のようなブームとコネクタの隙間の狭い場所のテープ巻きは困難を
極めますね。でも、これだと簡単!

狭い場所でも確実な防水ができる。

C型金物・・・張力の弱い引き込みなどに使用します。ビス2本で固定できるようになっています。

コーナーブラケット・・・張力の強くない引込み線等に使用します。形状が軒先の雨どいをかわして使用できる
ようになっています。 ビス穴が4箇所開いています。

複数のケーブルをクレモナで巻きつけ一束化
しています。まとまって綺麗です。

@テーピング前

Aテープ巻き始め(同じところを2週ほど)

B半分重なるように巻く(最低1往復する)

Cカット(ニッパーやカッターなどで切る)

C穴あけ施工中

B穴あけ施工前

Aボルトへ規定の深さのマーキング

@材料(ボルト・ナット・ケミカル薬剤)

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クレモナロープ(ケーブル縛り紐)

H終了・養生

D・E清掃・・・・あけた穴の中を何回も何回も繰り返しよく清掃をします。(清掃が悪いと引き抜き強度に重大な影響が
でます)

@材料・・・・ビニールのチューブに入ったものやガラス管に入った物など種類がいくつかあります。ここで紹介した
例は薬剤とボルトをハンマードリルを使用して施工するものです。この他、ボルトを叩き込む工法のものもありますが、
それぞれ使用するボルトの形状が異なり決められた物しか使用できないルールがあります。

ケーブルに巻きつけます。

使用例です。巻きつけグリップからシンプルがはずれないように
バインド線などでしばっておきましょう。

配管固定の定番!

F薬剤挿入・・・・穴の中へ薬剤を挿入します。

※ チューブにほんの少しでも傷を入れると裂けて使用できなくなります。
  取り扱いや施工時には特に注意が必要です。

単線の支持線を引き留めに使用します。電話線やケーブルテレビなどの引込み線に使用されていて、
よく見かけます。

L型フック・・・ボルトなどで固定します。電柱にも使用できるようになっています。

鋼線をコート処理したもので、硬く曲がりにくいです。そのため
直線部では使用できますが、曲がりがきついとこでは使用しない
ほうがよいでしょう。(はずれて脱落の恐れが有ります)


直径によって種類がありますので、まとめようとするものの集合
外径に適したものを選択してください。

張力が強くかかるところによく使用されています。ワイヤーの
大きさにより設計張力や破断荷重が異なりますので、事前に調
べておきましょう。

普通のテープの巻き方

ケミカルアンカー施工例

スパイラルスリーブ(ケーブル保護材)

どこにでも用いられる配管材料の定番です。

ガーという呼び方もあります。

ダクターとダクタークリップ、メーカーによってはEハン

ケーブルが何かと接触している場所やまたはその恐れがある場所に使用します。

接続部の防水(収縮チューブ)

テープを巻くより時間の短縮ができる。

通信線などの結束によく使用されていますが、
張力のかかる部分の使用はできません。

耐久力があり、屋外で使用し時間が経つと
カチカチに硬くなる。

サイズや種類がいろいろありますので、使用する環境やワイヤー
のサイズに適合したものを使用しましょう。

ダクター・ダクタークリップ(Eハンガー)

H養生・・・・打ち込みが終了したら薬剤が硬化するのを待ちます。商品によって気温と硬化時間が異なりますので、説明書を読んで確認します。天井や
側壁に打つ場合は液漏れ防止の部品が別売で用意されているので、使用するとよいです。

Gボルトの打ち込み・・・・ハンマードリルを使用してボルトを打ち込みます。完全に規定の深度まで入ったことを確認します。必要以上にドリルを回し続け
ると、中の薬剤が漏れ出し、強度が弱くなります。止めるタイミングがいります。

Bコネクタを接続する。

A収縮チューブを通す

@コネクタ接続前

鋼芯引き留め金具

小型引き止め金具

強固にとりつけができ、スッキリした仕上りになります。

ケーブル保護や1束化ができます。

張力が強くかかるような引き留めには使用できません。

曲がり部にも使用可

D巻き終わりの処理(インシュロック方法)
よく押さえてインシュロック等で固定

D巻き終わりの処理(ボンド方法)
 よく押さえてビニル用ボントを塗る

D穴清掃(ブラッシング)

E穴清掃(ブロアー

F薬剤挿入

Gボルトの打ち込み

D終了!

C茶色のストッパーをはずしサポーターを引き抜く