アマチュア無線工事に使える工法(2)


誘導雷サージ対策SPD
音羽電機工業株式会社製避雷器
7月の誘導雷をうけ、倉庫に開設している方の無線局のローテーターのコントローラーが破損したため、コンテナハウスに開設している方の局の分電盤に「誘導雷サージ」対策用のSPDを取り付けました。
これは、SPD本体(写真下の物)とヒューズ及びヒューズソケット(写真上部3つ並んでいる物)からなり、接地線に接続するようになっている。ここは、単相3線にて給電しているため、ヒューズとソケットが3つ必要になります。 また、鉄製のBOXに収納することをメーカーが推奨していますが、これは、誘導雷を受けたときにヒューズが破裂し、飛び散る恐れがあるため鉄製の強固なものを推奨しています。

ローテーター部のマスト滑り止め
 強風の時にマストが滑りアンテナの方向が変
 ってしまうという相談をうけて対策をしました。

 今回の工法はローテーターのマスト固定部で
 の対策で、マストを挟み込む方式のローテー
 ターでしたので、左の写真の工法をとりました。

 ローテーターの挟み込みボルトを左右均等に
 締めこむと、50A(φ60.5)のマストで、おおよそ
 35mmほどの隙間があきます。

 マストに貫通穴をあけ、隙間より1mm程度の
 余裕をもって鉄のプレートを貫通ボルトで両側
 とも固定しました。
強風のためにアンテナ方向が変わってしまうのは、多くはローテータのマスト固定部とマストとアンテナのブームを固定している箇所です。
外部からの力で回るということは、ある意味、力が分散されてローテーターのブレーキやクロスマウントを含むブームの負荷が軽減されているということにもなります。
このため、今回のように固定してしまうとローテーターのブレーキのタイプにもよって異なりますが、強力な力が加わってブレーキピンやギヤが破損してしまうかもしれません。
それから、ブームには貫通穴をあけたりして加工しない方がよいです。  私も、自分のアンテナで何回も経験していますが、ブームに穴をあけて加工するとφ60mmもあるブームが見事に割れてしまいました。

ナットのゆるめ方
みなさんは錆びついたり、塗料を厚く塗ってあるナットをゆるめるときはどうされていますか? 何もせずそのまま力任せに緩めてもなかなかナットが回りませんね。特にステンレス製のボルトナットはすぐに焼けてしまい、こうなるとお手上げ。私たちが必要なくなったナットを撤去する時は、ボルトごとサンダーなどで、縦割りしています。この工法は、ボルトナットは再利用できなくなりますが、80%の確率で、楽に撤去することができます。 小さな径のものは切断したほうが早いかも。

ケーブルガイド
3月に建てたクランクアップタワーのケーブルガイドが見つからず、とりあえず有るもの利用で作成してみました。いいかげんに作成した割には、これがけっこう使えます。配管を固定する時にベースとして使用するダクター(Eハンガー)に切り込みを入れて丸く曲げます。これに支え棒を固定しました。写真のように3面囲まれた中をケーブルが通過するため、外へ脱落することがないんです。下の丸ガイドも、ホームセンターで販売してある丸い和になっている雨水管の支持物を利用し、これにアームを突き出しました。

鳥害対策グッズ ふくろう
お客様から鳥害対策グッズを取り付けてほしいとのご依頼があり、聞いてみると「フクロウ」といわれ、私は「フクロウ」という名前のついたグッヅだろうと思っていました。
訪問して、ブツを渡されると、それはモロ「フクロウ」の模型でした。よくできていて、目も大きく、風で首がクルクルと回転するようになっています。
後日、効果をお聞きしましたが「効果有り!」との回答。
左の写真の堂々たる「フクロウ」の写真をご覧ください。首をかしげて何かを考えているようですね。