令和3年12月25日 土曜日 【アンテナ据付】
今日の作業はアンテナの据付配線接続。
この他に2本のタワーが建っているのですが、夫々に設置してあるアンテナの一部を、今回建塔したクランクアップタワーへ移設しました。このタワーは主にVHF・UHFに使用されるようです。
既設撤去から据付配線まで二日かかりました。マストの長さだけでもタワー頂部から7mありますから、17m型以上の高所作業車が必要です。アンテナ据付が終了して、正常性を確認しましたが、一部アンテナ本体の故障、モーターの不具合など見つかり、年明けに修理することになりました。

令和3年12月22日 水曜日 【建塔】
今日は建塔日です。一番心配していた搬入もなんとかなりました。トラックの幅と道幅が同じという所もありましたからね。一部、他人の土地を使用許可を得て使用しました。アンカーボルトの位置も修正することなく、タワーベースに合いました。 これからアンテナの取付を年内に行い、来年はタワーのモーターや制御盤の修理を行う予定です。

令和3年12月17日 金曜日 【ボルトの調整】
11日に生コンを打ちましたので、今日はボルトプレートの撤去をしました。水平調整用の各ナットを調整し、概ね水平を確認します。その後、別のアンカープレートを用いずれがないか確認しました。これでちゃんと合うはずです。それより心配なことがひとつ。搬入路が狭く、直角に曲がった細い道をタワーを積載したトラックが進入できるか。今回の一番の難問です。

令和3年12月10日 金曜日 【アンカーボルト据付】
アンカーボルト据付と接地工事を行いました。朝一番で特注アンカーボルトを販売店から引取って現場へ。準備をしていざ、据付をしようとした時、ナットのサイズが違う!。作業は中断。すぐ販売店へ電話をしナットの配達をしていただきました。現場あるあるです。
年末ということもあるのでしょうが、当日引き取って当日据付という余裕のなさ。と、金属が予想以上に値上げされているのには驚きました。

令和3年12月5日 日曜日 【終了】
本日の作業はローバル塗装とワイヤーのグリスアップです。当無線局での作業は本日で年内のは終了となりました。HFのアンテナを注文されていて、来年の1月中旬には入荷する予定となっていますので、入荷次第取付工事を予定しています。タワーから建物までの架線はケーブルの撤去及び増設が簡単にできるようにスパイラルハンガー式としました。今日も通行人の方がこれは何をされているのですか?と立ち寄られていました。皆さん気になるのでしょう。

令和3年12月1日 水曜日 【接続配線】
今日は延線・引込・接続を行いました。アンテナからの同軸ケーブル中継点から同軸及び制御線を延線し、無線室まで引込配線して試験です。 同軸ケーブル3本と制御ケーブル2本の合計5本を配線しましたので時間が遅くなり、ちょうどコンディションが落ち込んだ時間帯で何も聞こえませんでした。 ケーブルを一束化し整線するときに全伸しましたので、その時に遠くから見てみましたが良く見えています。というか、目立っています。 

令和3年11月29日 月曜日 【アンテナ移設】
屋根上に設置してあるアンテナを建設したタワーへ移設しました。
同軸ケーブルをアンテナへ接続して、タワーのケーブルサポーターで中継点を設けました。
今日、工事をしていると前をたまたま通りかかられたOMが声をかけて来られましたので、お話をしましたがタワーが建設されるということをご存知でした。お施主様へ聞いたところ、情報の伝達に驚かれていた様子でした。私は知らないが相手は私を知っているといった具合です。

令和3年11月27日 土曜日 【塗装】
今日はローテーターとマストの据付。塗装です。マスト据付が終わり、ひと段落した頃にお施主様の奥様がお茶を持ってきてくださいまして、その時に「今日は撤去に来られたのですか?」と。次の言葉が出ず、お施主様と顔を見合わせ苦笑い。
午後からは塗装作業を行いました。少しずつタワーを伸ばしながら行いますが、これが一番時間がかかります。クランクアップタワーの場合は重なりがあるため簡単には済みません。以前に自立タワー塗装の見積の依頼があり、提出しましたが金額を見て悪徳業者であるかのようなことを言われたことがありますが、まあ、そういう方は業者に依頼せずに何日も鉄塔に昇って自分ですることです。

令和3年11月19日 金曜日 【建塔】
愛知県から持帰った四角タワーを荷降ろしして、別の三角のタワーを積込み建設地へ。天候も良く、建塔まで午前中に終了しました。午後から基礎のコンクリートを0.1㎥手練りで打ちました。コンクリートの仕上げにはお施主様が手伝ってくれて、左官工事についてご経験をお持ちのようで、色々と教えていただきました。ありがとうございます。
そういえば、愛知県の往復距離は1700kmでした。運送会社並みですね。

令和3年11月17日 水曜日 【無事帰福】
16日07:00に出勤して準備し、07:30出発して愛知県向け。
高速道路を走り休憩しながら片道12時間を目標に出発しました。同行した相棒が時系列で行動計画を作成していましたので、そのとおりに実行しました。内容は走行距離と走行スピードを計算して、休憩時間や休憩場所、給油量と給油場所、また、どこにトラックを止めて宿泊ホテルまで行くかまで指定した計画表のようなものを作成していたお陰で、予定通りの時刻に帰社することができました。予算書まで作成していました。私にはこんなことはできませんね。初日は愛知県に行き、一泊するだけです。17時半ごろの愛知県は日が落ちて暗い状況でしたので、会社の監視カメラを遠隔で確認すると普通に明るかったので、この違いには驚きました。
17日二日目です。8時半にホテルをチェックアウトし現場へ。予想どおりのひどい渋滞にあいました。現地で道路を封鎖してクレーンを使用し撤去開始。クランクアップタワーですので、ナットさえ外せば素早く撤去できます。撤去から積載まで約30分程で終了しました。すぐ道路を開放して帰路へ。行きとは違い、積荷があるので慎重に運転して帰りました。右の夜間の写真は高速道路下りの関門海峡パーキングです。この時、22:20でした。そして糸島市の会社へ到着したのが23:40。無事帰ることができました。
昼間の高速道路は普通車が多いのですが、夜間は運送会社のトラックがほとんどですね。パーキングエリアもトラックでどこも満車状態。駐車する場所が足りずにランプまで駐車されているのが現状でした。違法という前に駐車場を拡充してほしいですね。トラックが物流を支えているのだと実感が湧きました。

令和3年11月15日 月曜日 【出張準備】
今日は穏やかな天気で外仕事は汗ばむ陽気でした。来週から寒くなる予想です。 今日は明日からの出張の準備をしました。一泊二日で愛知県へ行きます。もしかすると二泊三日になるかも知れませんが。その時の気分次第で。
する仕事の内容は、クランクアップタワーを愛知県で撤去して、福岡へ持帰り整備して建設します。 アンカーの穴を採寸して、毎回しているようにアンカーボルトを特注制作します。 写真はタワーを積載するための架台を積み込んでいます。電柱やタワーを乗せても耐えられるように作りました。重量は100kgほどありますので、人力では積込み出来ません。無事帰って来れますように・・・。

令和3年11月13日 土曜日 【復旧】
長く続いた荒天もようやく回復してきました。今日は朝のうちは雲が多かったですが、午後は回復し日差しがでました。今日は台風シーズンの間だけ一時撤去していたアンテナの再設置復旧作業をしました。一時撤去時はアンテナを解体して保管しているので、また組立から始めなければいけません。コイルに防水処理をして仮置きしていましたので、水が入っていないか心配でしたが、大丈夫でした。夜にはユーザー様から運用報告をいただきました。

令和3年11月12日 金曜日 【生コン】
昨日残土の搬出を二日がかりで終え、今日は生コンの打設です。普段は18を使用するのですが、今回は21-12-20Nを使用しました。メーカーが作成した基礎図では3㎥を切る数量でしたが、当現場は石の撤去などにより、基礎穴が少し大きくなりました。結局、3㎥では足りませんでした。コンクリートの販売単位があり、少量では配送してくれません。あと、不足分0.1㎥は手練りします。

令和3年11月10日 水曜日 【基礎据付】
今日は接地・基礎アンカー据付・掘出土の搬出を行いました。今日も荒天で行きがけに降雹にあうとは思いもよりませんでした。雨を避けながらでしたが、なんとか予定の作業を終えました。基礎アンカーは現場で組立て据付ました。重量がありますので、クレーンで吊ったまま、支柱にブレスを取付組立しました。そしてそれをそのまま穴の中へ据付です。まとまった降雨にもかかわらず水も溜まらないし、湧水もない地質に助かっています。

令和3年11月9日 火曜日 【着手】
今日はクランクアップタワー建設工事の着手をしました。基礎穴掘削工事です。穴掘り建駐車のアースオーガーで掘削した穴を人力で広げてゆく工法です。なんとか目標深度に到達することができました。掘り出し土は1tのフレコン12袋。湧水が出ませんようにとお祈りしながら作業したせいか、全く水が出ずスムーズに作業を終えました。お施主様にもお手伝いいただき、有難うございました。明日は形を整え、基礎アンカーを据え付ける予定ですが、間に合うか・・・。

令和3年10月27日 水曜日 【保守点検】
今日は福岡市外へタワーの保守・点検に行きました。 主にエレベーターレールへのグリスアップです。施工後は動きがスムーズになりました。定期的にグリスアップをすることは大切です。 この着用しているフルハーネスは高価なものなのですが、私に合わないのか、何回調整してもいつも作業していると首が段々締まります。フルハーネスからも首を絞られるのか。。。 勘弁してほしいなぁ。

令和3年10月25日 月曜日 【ディスコーン】
今日は北九州市の2か所行きました。 一件目はアンテナ工事。ベランダの内側に既製品の金物を利用して受信用ディスコーンアンテナの建設。今回は、高さを高くする必要がありませんでしたので、全てテレビアンテナ用部材です。ベランダ内側にはBSアンテナ用の側面金物を取付け、ポール用異形金物でマストを抱合せました。上部の金物もテレビアンテナの側面金具です。 このベランダ内側のポール用異形金物でマストを取り付ける場合、金物の方向を変えることにより、垂直の調整ができますのでこの工法は重宝します。
この工事が終了して、都市高速を利用し次の現場へ打合せに行きました。
最近、遠方が多く移動距離が長いです。 11月には愛知県、もちろんアマチュア無線関係です。11月~来年3月工期で宮崎県。 どこへでも行かないと行けなくなってきました。。。

令和3年10月22日 金曜日 【終了】
今日は最後の工事日。 配線接続・動作試験をして終了しました。 ワゴン車の荷台に測定器や無線機をセットし、無線室の無線機に接続するケーブルを引込んでSWRの測定をしました。ケーブル長は50mほどありましたが、通過型のSWR計で測定する限り、メーカーが記載した特性表のとおりになっていました。このアンテナはクリエート・デザイン社の218Hという型式です。714によく似ています。

令和3年10月20日 水曜日 【アンテナ据付】
昨日の作業の続きでアンテナ据付接続を行いました。エレメントは社内で組立て来ました。アンテナ据付が終わって接地接続やエレベーターレールのグリスアップ、他作動試験をして本日の作業を終了しました。次回は配線引込とアンテナの試験測定です。高所作業車で作業中にスズメバチが寄ってきて私の周囲をしばらく飛んでいましたが、無視して作業を続けました。本当は意識していましたけど。

令和3年10月19日 火曜日 【建塔】
今日の作業は建塔とアンテナエレベーター据付です。 クレーンと高所作業車で積上げました。その後アンテナエレベーターを据付ました。15mのタワーに17mの高所作業車を使用しましたので、余裕です。エレベーターの昇降試験をして問題がありませんでしたので、ボルトナットの本締めを行いました。建設機械を使用すると安全・早い・確実な作業を行うことができます。

令和3年10月17日 日曜日 【復旧工事】
今日は衛星通信用のアンテナを再設置・復旧工事をしました。
スクールコンタクトに使用するヤエス無線製の方位仰角ローテーターG-5500の品切れのため、いつ入荷するかわからないとのことで、実行委員会の代表者の方の個人所有ローテーターを取り外してスクールコンタクトに使用しました。そういえば、G-5500はG-5500DCという型番に変更されDC電源で駆動しているとか。 半導体不足で製造が遅れているのだろうか。 ある研究機関のサテライトアンテナ工事を今年度末工期で依頼されているので、心配になってきた。確認をしておかねば。

令和3年10月16日 土曜日 【地盤調査】
朝一番で地盤調査を行いました。
タワーを建設します。スエーデン式サウンディングで調査をしたのですが、60cmから入らなくなり、叩きながら入れたのですが1m強の深度で測定限界です。
山間部ということもあり、思ったよりも強固な地盤であることが判明しましたので安心しました。 掘削の時は重機を使用しますが、それでも簡単に掘れるかどうか・・・。手掘りはまず、無理ですね。 地盤の状況がわかりましたので、これから基礎の設計をしますが、接地をどうしようかと考えています。 

令和3年10月11日 月曜日 【船舶作業】
今日はいつもと違い変わったというか、異種の仕事に行きました。
船の電気設備のメンテナンスです。 許可を頂いていませんので写真を公開することはできませんが、お客様が所有してあるクルーザーの照明設備の不具合、他の修理作業です。 建造して2年程しか経っていないピッカピッカの立派なクルーザーです。 外国製の内燃機エンジン600馬力2基搭載。 おそらく私の見立てでは38ノット。時速にして約70キロは出ると思う。 このクラスの船になると電化製品や水回り、厨房の設備はすべて整っており生活ができます。 若い時は船乗りになりたかったので船を見るとワクワクする。以前に巡視船の操舵室、通信室、航行装置群を見せてもらったときは一人で興奮と感動してしまい、大きくなっただけで「子供と一緒だ」と自分で悟ったことがある。

令和3年10月9日 土曜日 【国際宇宙ステーション交信成功】
本日、夕方から2回目の国際宇宙ステーション(ISS)との交信があり成功しました。左の写真は追尾を開始したアンテナ。他の2枚の写真は写真をリサイズしているためわかりにくいですが、ISSです。わずか8分の間でしたが上空を通過して行きました。本日は気象条件にも恵まれて目視で良く見えました。交信しているところを見たかったのですが、アンテナに付き添いでした。

令和3年10月8日 金曜日 【基礎工事】
今日は10月も中旬になろうかとしているのに、体調が悪くなるほど暑かった。汗だくです。
配筋とコンクリート工事をしました。基礎部のコンクリート打ちが終了して一段積上げて本日の工事は終了しました。鉄塔の高さは14.9mの設計で工作物確認申請は必要ないのですが、構造計算に基づく基礎よりも大きく設計しています。 基礎のコンクリートの重量をみても11トン以上になります。 来週は建塔の予定です。

令和3年10月2日 土曜日 【杭打ち】
今日は杭打ちと接地工事をしました。予定通りの深度でした。その後、接地工事をしたのですが穴の中に入っての作業はきつかったです。天気が良かったので気温と湿度が高く10月というのに汗だくです。
ここの作業が終わって、別班が2回目のスクールコンタクトをするためアンテナの据付をしていますので、そちらに応援に行きました。衛星追尾試験をして順調に作動することを確認して帰社しました。

令和3年9月30日 木曜日 【基礎穴掘削】
今日はタワーの基礎工事で掘削工事の立合いです。当現場は、お施主様が基礎工事をすることになっているのですが、地盤の関係で設計が二転三転していますので、立合い確認をしないといけません。何回も図面を修正しました。
地盤が良い場所では、掘削してタワーを据付て生コンを打設し終了となるのですが、軟弱地盤の場合は調査結果に基づき対策を検討して施工となりますので、時間もかかるし費用も高くなります。 ここは後日鋼管パイルを打込みます。

令和3年9月29日 水曜日 【現地確認】
今日はタワー建設の現地打合せのため、高速道路を通行し片道4時間半かけて九州宮崎県へ。クリエート・デザイン社のKT-27SR建設予定です。三角のタワーの一辺が2.5m程ありますので掘削面積が大きくなります。しかも、作業をするための整地の土木工事も発生します。 地盤調査と構造計算設計は終了しましたので、基礎工事をお願いする地元の土木建設業者様やクレーンの業者様へ現地説明です。建築基準法による工作物申請や、その他いくつかの法規制対象があります。現地確認の後、依頼先の本部へ行き、申請や工事の手順、請負契約について会議をしました。 避雷設備も必要なのですが、お客様はPDCE接地を希望されていますが予算が合うかどうか。。。

令和3年9月25日 土曜日 【保守改修】
今日の作業は先日通過した台風による八木アンテナ方向の修正と右写真の工事。
以前に受信用のアンテナを取り付けた下に、CMFを取付。CMFは工事の依頼者様が完全ハンドメイド。ほとんどのパーツは自作されています。私なんかとは違って技術力すごいです。 別のワイヤーアンテナが屋上にある鉄骨や金属製の設備の影響を受けているようで、木柱を建てて、これに架線し対策を講じました。 MFJのチューナーを使用して試験をしましたが、このチューナーの部品が焼けて損傷しているようです。部品を注文してありますので入荷次第修理して再挑戦です。

令和3年9月23日 木曜日 【現場調査】
今日は山登りしました。と言っても趣味の登山ではありません。自動車で細い山道を昇って標高400m程の頂上です。ここに建物が建っていてほぼパノラマ。この上にタワーが建設できるかどうか確認してほしいとの依頼で、現場調査へ行きました。建物自体は鉄筋コンクリート造りでしっかりしたものですので建設自体は問題ないのですが、どうやって据付をするかが問題です。ロケーションから見て風が相当に強く吹くため固定の方法をどうするか・・・。タワーをアンカーボルトで固定してワイヤー支線と鉄骨アームで支持する方法しかありません。設計はしていますが、山頂のため冬の作業は厳しいですね。凍結や積雪があると行けませんので。すごい無線家の方が多いです。

令和3年9月19日 日曜日 【復旧再設置】
台風対策のために一時撤去したアンテナを一人でボチボチ復旧再設置しました。午前中は仕事だったので、13時から開始して15時半に終了しました。 次の台風が来るときにはまた撤去するでしょう。 「ご苦労なこと」と価値観の違う人から言われます。
台風が来ることよりもアンテナが無い事の方が不安で・・・。ストレスがたまります。 きっと皆さんもそうではないでしょうか。 病的なものを感じるとまで言われたことがあります。 ついでにタワーの滑車やローラーに注油を行い保守作業もしました。 アンテナも細かい部分が劣化していましたので修繕しました。 ローテーターを固定しているボルトなど、けっこう緩んでいました。 

令和3年9月17日 金曜日 【台風通過】
今日は台風が通過しました。福岡県に上陸したのは初めてだったとか。 アンテナを設置している場所は15時ぐらいから南~南東の風が山から吹き降して、雨も降っていました。 この場所は南からの風は山から吹き降し、北からの風は障害物がないので吹き上げるし、いつも強風が吹きます。 15時までは風の吹く方向を確認してアンテナを回していましたが、帰れなくなるといけないので帰宅しました。アンテナや周辺を16台のカメラで自宅からモニターしていますが、エレメントが弓なりになったりして、気持ちの良いものではありませんでした。 しかも、倉庫のスレートが飛んだのが見えました。 右の写真は23時過ぎのモニターの写真ですが、台風が遠ざかっているにも関わらず、まだ雨風が強い状態です。 また、なぜかここは停電(瞬断)が起きます。電力会社に問い合わせしても「停電の事実はない」と一点張り。 しかし、以前は瞬断することによりIPアドレスが変わっているのですぐわかります。モニターカメラが映らなくなるからです。 このため、UPS(無停電電源装置)を導入してからはこの事象がなくなりました。
明日、出社して大きな被害が出ていないことを祈ります。 

令和3年9月16日 木曜日 【台風対策】
今日は台風対策のため、アンテナの一時撤去の依頼があり撤去作業を行いました。4m高のルーフタワーにHFのアンテナと50MHzのアンテナが設置してあります。このHFのアンテナは一人で簡単に脱着できる大きさではないため、エレメントの取り外しができるところは取り外して、マストに滑車を固定して吊り降ろしました。その上の50MHzのアンテナはクロスマウントごと取り外し。解体して屋上の隅に飛ばないように縛り付けて、錘を乗せて退局しました。明日台風が通過する予定になっているのですが、晴天で気温も高く本当に台風が来るのか?という気候でした。台風通過後、再設置に行きますが、この季節は次々に台風が発生するため、そのたびに脱着するのも悩むところです。こちらは業として行っていますのでいいのですが、免許人の方は工事費が度々発生するので大変です。それを思うと・・・。
撤去工事が終わって、別のお客様のところへ工事の打合せに行きました。ついつい調子に乗ってしまって、長居してしまいすみませんでした。 有難うございます。

令和3年9月15日 水曜日 【自分の台風対策】
今日は自分のアンテナを一時撤去しました。台風に備えてです。2本のタワーに夫々アンテナがあるのですが、写真手前のタワーに設置しているアンテナのみ撤去しました。アンテナの大きさの割にはローテータが小さいため破損対策です。奥のタワーに設置しているアンテナはそのままです。はたして耐えれるか。工作物を設置しているからには倒壊、損傷や落雷は覚悟しておかねばです。 714Xはエレメントだけを撤去して、ブームはそのままです。その上のCL10は解体することなく、クロスマウントごと一挙に取り外しました。このアンテナは一人で簡単に持てるほどの重量です。撤去したアンテナはタワーの根元地面にに縛り付けて固定しています。 それより、シャックとして使用しているコンテナハウスが吹き飛ぶ可能性が高いのでは。。。

令和3年9月13日 月曜日 【地盤調査】
今日は福岡県外2局を訪問。1件目は8月19日に掘削中止した現場の地盤調査。地盤の状況がおおよそ推測が付きますので、あとは実際のデータを確認して補強を決定します。地盤調査が終了して、高速道路を利用して2局目の現場へ。しばらく運用しておらずアンテナエレベーターが降下しないとの保守依頼。現地に行き昇塔してみると長い間動かしてないようで、固まっていましたので、強制的に降下してきました。

令和3年9月8日 水曜日 【地盤調査】
今日の作業は地盤調査。 クランクアップタワーの建設を予定しています。 当地は海に近いため地盤調査をおすすめしていました。 地層がどうなっているかある程度把握したかったのです。 速報値を確認する限り大丈夫だろうと思いますが、後日提出される調査報告書の内容を確認し、基礎の設計図をみて判断したいと思います。調査をしておくと建主様も私も安心します。 こういった事前作業を踏まずに施工を行うと8月19日のようなことになります。 今日、調査の後に手掘りで試掘を行いました。 直径15cmくらいの丸穴をまっすぐ掘削できる道具がありますので、それを使用しました。 栗石の入っている深さや土壌は調査速報のとおりでした。


令和3年9月6日 月曜日 【定期保守】
今日は2基のタワーの定期保守作業をしました。天候も良く、気温も高く、風もない最高に体力を消耗する環境です。ナットの締付確認・エレベーターレールのグリスアップ他の作業です。ひとつのタワーに3時間昇ったまま上から下へ移動して作業します。フルハーネス・ポジショニングロープを含め、4本のロープを身に着けていますので、それだけでもかなりの重量になります。


令和3年9月1日 水曜日 【現場下見】
今日は会社から高速道路を使用して4時間強かかる現場の確認に行きました。
山の中に鉄塔を建設する下見です。 進入路は樹木を伐採して重機で押して造った感じの道です。 過去、山林に携帯電話基地局の建設工事を行ったことがありますが、環境的にはその時と変わりません。 地盤調査は終わっている状況で、調査データを提供していただいて、現在基礎やタワーの構造計算をしている最中です。 法規制についてはどういう規制があり、どういう申請が必要になるか調査しましたので、設計が終わり次第申請手続きやコンサルタント業務を開始する予定です。 避雷針設備を入れると地上高32mを超える高さになりますので、諸手続きが大変です。

令和3年8月30日 月曜日 【アンテナ更改】
天候が悪い日が多いのですが、今日は天候に恵まれてアンテナ工事です。既存のアンテナ一式を撤去して交換増設するという作業です。配線まで含め少し遅い時間までかかりました。 取り付けたアンテナを試験してみましたが、離隔が近いのですが、特性はメーカー取説どおりです。正直、干渉で悪いだろうと思っていましたので、ホッとしました。

令和3年8月19日 火曜日 【着工するも】
今日、タワー建設に着手しましたが、0.7m程掘削したところで、多くの湧水がでて、周辺が崩落し土壌の悪さのため作業中止。掘削した穴を少し埋戻して作業終了。 今回、建設する方は土木業者さんの社長宅なのでなんとかされるでしょうが、 これだけ湧水が多いと工法そのものを変更しないといけませんので、打合せをしてどうされるか確認しないといけませんね。弊社は当現場の基礎土木工事を請け負っていないため手を出せません。 このような結果になるので、地盤調査は必要なんですよね。地盤調査ができない場合は。丸穴をまっすぐ試掘してみれば地下の状況がおおよそわかります。 地耐力が確保できなければ、杭を打って補強をしないといけませんし、そのためには地下何メートルに支持層があるかも調べないといけません。

令和3年8月6日 金曜日 【復旧作業】
先日一時撤去した衛星追尾用のアンテナの再設置復旧作業をしました。
コンクリートポールから50Aのマストが3.5m上がっているため、高所作業車がないと作業できません。
同一敷地内に別のタワーが建っているのですが、修理に出していたローテーターの復旧も行いました。設置しているアンテナが風に煽られて少し難儀し、時間がかかりました。 単に腕が悪いのか。。。

令和3年8月5日 木曜日 【撤収】
8月1日の続きの工事は8月2日に終了しました。狭い間隔でアンテナを設置していますので、多少干渉がありました。普通の事ですが。干渉のある周波数で内蔵のチューナーで問題なく運用はできます。 今日は片づけです。掘り出した土や仮設の設備を撤収して現状復旧しました。当現場でのコンクリート基礎が出てきたのは、昔、工場か倉庫があったので、その時のものではないかとのこと。掘ってみないとわかりませんね。


令和3年8月4日 水曜日 【アンテナ交換】
今日の工事はアンテナ交換。新しく取り付けるアンテナは昨日組立ました。屋上が広いので組立はしやすかったです。撤去するアンテナは21M/28Mの8EL。取り付けるアンテナはNAGARAのNA-38DX。タワーには支線があるため、一旦、支線を外して撤去取付をしないといけません、しかも、周囲には多数のパラボラアンテナが設置してあり、難易度が高いのです。ある程度組上げてロープで吊りました。無事終了。

令和3年8月1日 日曜日 【アンテナ据付】
アンテナの据付と配線接続を行いました。私達が仕事をした現場の天気だけが予報から大きくはずれ、晴れで猛暑。近くでは大雨になり雷雨だったとか。気象警報も出ていました。大きな作業は終了しましたので、明日雑作業をして終了する予定です。左の写真はアンテナコートを塗っていますが、この作業は外でしないとたまりません。若いころ、知り合いの塗装屋さんに手伝いに行ってましたが、木造家屋を足場で囲い更にネットで全体を覆い、そこへ油性の塗料を吹付。終わったころは具合が悪くなっていましたね。おかげで、塗装の仕方を覚えましたので助かることもあります。携帯基地局の撤去や改修での塔屋などの塗装は、外注せずに自分で塗装することもあります。アマチュア無線アンテナの工事に行ったお客様から屋根塗装を依頼されて施工したこともあります。

令和3年7月28日 水曜日 【建塔】
今日は建塔を行いました。タワーを積んで、アンテナエレベーターの据付、マスト据付、ローテーター動作試験まで。後はアンテナ据付と配線接続です。国道のすぐ横のため、通過する自動車から丸見えで、市外の方がたまたま通りかかったらタワー工事があっているので立ち寄ったと現場へ来られました。アマチュア無線家はやっぱり気になるのですね。手元の温度計は36℃。今日も暑かった。

令和3年7月23日 金曜日 【撤去】
スクールコンタクトも終了し、仮設した設備の撤去を行いました。
現状復旧しましたが、何もなかったかのようです。
今回、仮設した設備の材料のうち、自立架台で使用した資材はテレビアンテナメーカーのBSアンテナ用自立架台です。鋼材を組立てその上に錘としてコンクリート製のブロックを置き自重で支えるという方式の物です。設置する場所の高さとアンテナの大きさによって錘の数を増やします。搬入は重量がある物ばかりですが、支線も必要
なく設置も解体も早くできます。以前はよくイベントの中継などに使用していました。コンサートや会社の行事、スポーツ催事など通信衛星を使用して本部から送信された信号を受信し、ホールのスクリーンに映して見せるといった具合です。いろいろと仮設イベントをしてきましたが、中でも忘れられないのはTMネットワークの東京のコンサートを生中継して福岡のサンパレスで見せるというイベントでした。若者が多数押しかけ状態で、ホールからはみ出してアンテナや機器を配置している所まで人が迫ってきて設備を守るのが大変でした。みんなノリノリでしたからね。駐車場にパラボラアンテナを設置していましたので、これに影響があれば大変なことになります。これとは対照的だったのが浜崎あゆみの年末カウントダウンを福岡天神の交差点の大型スクリーンに映すというイベントでしたが、観客など誰もいません。ほぼ、私達スタッフだけでしたので、カウントダウンが終わったらすぐ引き上げました。お正月が開けて撤去に行きました。関係ない話になってしまいましたね。

令和3年7月22日 木曜日 【ISS交信成功】
今日はスクールコンタクト本番です。13時に集合し、最終チェックと打合せ。他のスタッフの方はバタバタされています。写真はアンテナがISSを追尾する軌道を撮影したものです。他の設備や人々を撮影した写真は公開の許可を得ていませんので、お見せできないのが残念ですが最初から最後までYouTubeで公開されています。結果は成功しました。生徒さんがISSと通信するところを見たかったのですが、本番10分前から屋上のアンテナ付近で待機監視し、自動追尾を始めたときはホッとしました。もし、何かの不具合で追尾しない場合は手動で追尾しないといけなかったのです。それから、妨害されることもなく本当に良かったです。20日は海外からアップリンク・ダウンリンクの周波数で妨害電波が発射され、21日には比較的近くで電波が発射されていました。方探して場所までピンポイントで特定されていました。プロジェクトのチーフへ総通から電話があったようです。このプロジェクトに関わって感じたことはスタッフの方々がいかに大変な時間と労力を費やされたことがよくわかりました。十数分の通信時間ではありますが、簡単ではないですね。JARLの会長も来られました。

令和3年7月20日 火曜日 【生コン工事】
昨日の継続工事へ。福岡地方は35℃越で厳しい作業となりました。相変わらずポンプで排水しています。コンクリートミキサー車を設置可能な場所から建設場所まで約6m程ありますので、自作のシューターを使用して生コンを流し込みます。接地工事の後に排水ポンプを上げると同時に生コンを打設。速いピッチで流し込みました。昨日の大きなコンクリートの基礎に巻き込みましたので、強固な基礎になると思います。後日、もう一回打設します。

令和3年7月19日 月曜日 【掘削完了】
15日に中断した工事の続きで、建駐車の油圧式ブレーカー掘削機を使用してコンクリートを破砕。想定外の厚さで最厚25cm。なんでこんな厚みにしたのか。破砕が終わりコンクリートを撤去して安心したのもつかの間。今度は湧水の量が増えた。ポンプ一台では賄えきれず、増設して2台で排水。石や砂、土と混じっていて工具での掘削の限界に達し、素手で掘り進む。なんとか目標深度2.2m達成。今日も汚れ、疲れました。明日に備えます。

令和3年7月15日 木曜日 【作業中断】
12日の工事の続きをしていて、1400mmの深度に達したとき、穴掘り工具に「ゴツン」と良からぬ手ごたえが。。。遂に出た! コンクリートの塊。しかも掘削部のほぼ全体にある。 昔の何かの基礎のように思える。厚さは手で測っただけでも13cmはあります。 一番心配していたことが現実に。湧水はポンプで揚げながら作業できますが、この厚さのコンクリートは手では割れません。 一旦作業を中止して来週月曜日に穴掘り建駐車と油圧ブレーカーを現地に持込破砕することにしました。
話は変わりますが、オリンピック開催の影響で、一部の物流が制限されていることもあり、供給に時間がかかっている物があります。公共工事も制限されているものがあります。 部品を注文する際は気を付けて早いうちから手配をしておいた方が良いようです。 実際、弊社も影響を受けている事があります。

令和3年7月14日 水曜日 【引取】
今日は県外へクランクアップタワーの引取に行きました。 現地は体温に近いほどの気温で、トラックを降りた瞬間に汗。 今回のタワーはお客様が探されて引取を依頼されました。 アンテナからタワーの撤去は地元のOMさんがしてくれましたので、弊社は引取だけです。 この後、新ユーザー様に弊社へご足労頂き、メンテナンス・修理交換につき打合せをしました。LUSO製なので物はしっかりしています。

令和3年7月12日 月曜日 【着工】
今日、新規タワー建設着工しました。ここ数日、天気予報には振り回されました。福岡は今年最高の気温で34°超えだったとか。今回は完全手掘りのため午前中はなんとか頑張りましたが、14時過ぎには軽い熱中症になり、5分間掘削して10分休憩の繰り返しでした。無風状態、特に掘った穴の中での作業は過酷です。1m×1m深度1mの穴を掘っただけで、1トンのフレコン6割入れて6袋。手掘りをすると量が多くなるんです。重機の有難さがよくわかります。

令和3年7月7日 水曜日 【予行演習】
今日も天気が思わしくなく、湿度と気温が高い状況です。
先日施工したスクールコンタクト用設備の仕上げと試験測定を行いました。 無線室で測定した結果が右の写真です。説明書通りに組み立てれば良好になりますね。一応、ケーブル長は計算しましたけど。 今日は他にも実践演習もありました。打合せや実際と同じ環境をつくっての実演です。衛星の軌道を追尾するローテーターがちゃんと作動したので、ホッとしました。私の担当する分野はアンテナの施工だけで簡単なのですが、他のスタッフの方は見てて大変と思いました。裏側はこんなに手間がかかるのかと思いました。NASAとの打合せも大変のようで。。。 ひとつ驚いたことがあります。当日は電波による妨害を受けるといけないので、九州総合通信局が来て電波監視を行うそうです。ということは、万一の時は探査して取り締まるということですね。電測車も来るのでしょう。 ここまでするんですね。

令和3年7月4日 日曜日 【最終日】
今日は工事の最終日。一部接続をしてアンテナの試験測定。714TWを測定してみると、バンド切替スイッチを切替てSWRを確認しましたが、パーフェクトな特性にビックリです。バンド内ほとんど良好。こんなに良い特性だったか? ガイドローラーや滑車・チェーンをグリスアップ・注油をして終了しました。 

令和3年7月3日 土曜日 【スクールコンタクト設備】
今日は朝から強い雨が降っていますが、今月開催されるスクールコンタクト(国際宇宙ステーションとの交信)のアンテナ設置工事をしました。仮設架台を組立てびしょ濡れになりながら、なんとか設置まではできましたが、衛星追尾の試験や設定調整までは時間が足りずに、後日行うということになりました。アンテナは11ELクロス八木シングル海外製です。

令和3年7月1日 木曜日 【配線と接続】
梅雨というのに晴天が続いている。
今日は配線と接続。アンテナからタワー上部までは5D-2Wを使用し、中継点を設けました。お客様からの要望です。確かに回転部はケーブルが損傷する確率が高いため、後々のメンテナンスの事を考えてよくこの方法を採用します。FSAのケーブルを回転部にそのまま使用すると銅箔が切れて被覆を突き破るという事象を何回も見ました。
支給していただいた多芯のケーブルの長さが足りませんでしたので、今日の作業はここまでで終了しました。次回、途中で継ぎ足して延長しようと思います。

令和3年6月29日 火曜日 【アンテナ据付】
26日に建設したタワーの続き工事です。
タワーの電源を建物から分岐して一回路専用として電気工事をしました。タワーの操作盤まで配管配線をしてその後、ローテーター・マスト・アンテナの取付を行いました。アンテナは714TWとCL10です。 次回は同軸や制御ケーブルの工事を行う予定です。
今日の現場は朝から快晴で、大きく雲が広がることなくグングン気温が上がりました。 軽い熱中症になりながら休憩をいれて本日の目標の工程を消化しました。水分補給といえば、私がしているモバイル系の工事では30分に一度、水分を補給したかどうかをチェックシートへ記入するというルールがあります。 実際バタバタしている時はその通りには難しいです。真夏は10分単位で水分補給することも多いです。これを記録に残せというには。。。

令和3年6月26日 土曜日 【建塔】
今日は建塔です。西九州自動車道→福岡都市高速→九州自動車道→長崎自動車道と乗り継ぎ現場へ到着。積荷高さ制限や長さを確認し、いつもより慎重に運転しています。2トンありますが、塊の2トンと長尺物の2トンは、数字上の重量は同じですが、作業性は同じではありません。
据付が終わり、試験をして問題がないことを確認し、終了しました。

令和3年6月25日 金曜日 【積込み】
朝一で取引先へ50A-5500のマストを引取に行きました。以前に注文した物が間違って届いていましたので、入れ替えです。帰社して準備をし、13時にクレーン車が来ましたので、タワーを積込みました。4段24m四角のクランクアップタワーです。 重量は2トン強。積み込んだ後見てみると、発射台のようにも見えます。トラックは4トン車、全長8190mmです。荷台の長さは約6m強。

令和3年6月24日 木曜日 【アンテナ工事】
今日は、ある施設の短波帯の空中線設備の引留め点の移動と受信モニター用のアンテナを2か所取付に行きました。 引留め点の金物の移動が結構大変で。鉄骨に取付ているので、足場が悪く作業範囲も狭いので、物を固定するのにも一苦労です。
右の写真は受信用のアンテナで、直径が60mm程で長さは100mm程度の筒状のアンテナです。初めて見ました。中に何が入ってどういう構造になっているかお聞きしたところ、板状の導体とのこと。パネルアンテナのような感じです。こんな小さなものでも受信できるとは驚きました。アンテナを支持するものは金属であってはならないということで、電気工事に使う配管を大きさ順に差し込み3重パイプとしました。その支持物にアンテナを固定するのも金属はNGとのことで、テープ巻とインシュロックだけです。

令和3年6月22日 火曜日 【HEXアンテナ】
今日は初めてのアンテナ工事を行いました。HEXアンテナです。ポーランド製のアンテナは以前別のお客様の所で工事をしましたが、今回はアメリカ製です。ポーランド製によく似ていますが、アメリカ製とは小さな部分が違っています。当たり前でしょうが。。。施工性はどちらも同じです。タワーや電柱に一人で据付はちょっと無理ですね。今日は既設の撤去から行いましたので、日が暮れる頃までかかりました。

令和3年6月9日 水曜日 【生コン終了他情報】
朝08時過ぎから生コン打設開始。連続してミキサー車が到着しましたが、施主の方が近隣には周知しているとのことで、クレームもなく10時には終了しました。数日後に型枠を解体して埋戻しを予定しています。コンクリート打ちが終わり、長崎県から一旦会社へ戻り、14時からスクールコンタクトの設備打合せ。じつは、ある中学・高校で7月19日の週のうち一日のわずかな時間で、国際宇宙ステーションとの交信が決まっています。これに向けて当プロジェクトの執行部の方が説明会を実施し、設備の設置方法について現場調査・打合せがありました。弊社が担当するのは空中線設備です。7月に入って設備を仮設し、作動試験を行います。このこととは関係ない情報ですが、本日、クリエート・デザイン社から電話があり、新型コロナの影響で、鋼材の仕入先が生産が間に合わず、タワーの部材の一部があと2基分しかなく、後の供給の目途がたっていないとのこと。検討中の方、即決しないと間に合いませんよ~。。。

令和3年6月8日 火曜日 【アンカーボルト据付】
先日組み立てたアンカーボルトを据付に行きました。
型枠と下部配筋は土木業者さんで施工が終わっていましたので、基礎穴へアンカーボルトを入れて、上部の配筋をしました。 明日はコンクリート打ちですが、約12立米ほど入れます。 大型のミキサー車が入らないために、小型が7台ほど来ます。 基礎穴掘削の時に、近くのアパートの住人さんから音と振動の件でクレームがきたそうです。 明日もミキサー車が連続で来るので、クレームが出ないことを祈ります。 今回は土木工事が地元業者さんがしましたが、自社でする場合は私は小心者でクレームとかがくるといやなので、近隣挨拶や対策を行っています。

令和3年6月2日 水曜日 【アンカーボルト】 
特注していましたアンカーボルトとパーツが入荷しましたので、組み立ててみました。 アンカーボルトの後ろに置いてあるクランクアップタワー用です。
組み立ててみたのはよいけれど、そのあとこのまま倉庫へ移動するのが大変でした。 組み立ててみると重たくて、とても一人では移動できません。100kgは超えています。 なんとか二人がかりで移動しました。 来週の火曜日に現地へ据付に行きます。クレーン付きのトラックで吊り上げたまま、あらかじめ配筋している鉄筋に固定して生コンクリートを打設します。

令和3年5月31日 月曜日 【接地】
梅雨の中休みで晴天が続いています。
今日は、長崎県へ接地工事へ行きました。 クランクアップタワーの建設です。
土木工事は地元の業者さんがやってくれますので助かります。遠方で自社工事をすると掘削土の処理が一番困るのです。 今日の現場は海が近いせいか水が結構な量湧いていましたので、常時ポンプで排水している状況です。 銅板1枚とφ14の1.5m長の接地棒を2本打ち込み接続をしました。 銅板は水平に置いただけですが、試しに接地抵抗を計ったところ17Ωでした。 土を埋戻し、転圧をすればもう少し下がると思います。 これからクラッシャーを敷き、配筋アンカーボルト据付、型枠の作業です。

令和3年5月30日 日曜日 【JARL会員増加】
今日、産經新聞の電子版に興味深い記事があった。見出しが「アマチュア無線、27年ぶり会員増加 ・・・」とのこと。 記事によれば、JARLの平成2年度末の会員数は前年同期比574人増で6万5788人となり、平成6年以来27年ぶりに増加したと。新型コロナの影響があるのではないかと書かれていた。
無線家の人口が増えることは望ましいことだと思う。令和2年度末のアマチュア無線局基地局数が38万6558局で平成6年は約136万局もあったとのこと。知らなかった。
携帯電話やインターネットの復旧でアマチュア局が減少したとも書かれていましたが、これらが普及したことにより、アマチュア無線局が減少という事には、わからないわけではありませんが、疑問を感じます。そもそも、目的が違いますから。アマチュア無線で商談や公衆通信はできなかったように記憶しているのですが。。。

令和3年5月26日 水曜日 【終了】
昨日据付を行ったCP6Sのタワーとの離隔確保の金物を会社で探して未繕いうまくできました。ラジアルがタワーから10cm程離れました。専用金物など無いため、会社にある物利用で据付ができ安心しました。配線接続・処理をすべて終わり竣工です。 心配していた人工芝の復旧もちゃんとできました。
タワー昇降時に一番したくない失敗をしてしまいました。それも2度も。。。
エレベーターレールにグリスを暑く塗ったのですが、レールをまともに握ってしまった。 手がどうなったかはお分かりだと思います。
九州地方は今夜から大雨の予報が出ていますので、天気が悪くなる前に終わってよかったです。

令和3年5月25日 火曜日 【アンテナ据付】
昨日の続きで、マスト・アンテナ・ウインチ据付・試験を行いました。
第一電波工業製のCP6S型を設置したのですが、上部ラジアルがタワーと離隔がギリギリの状態で、強風でアンテナが揺れている時に上昇、下降をすると確実にタワーに接触します。後日、突出し金物を取付て対策をします。
アンテナの特性を測定器で確認しましたが良好でした。
明日は同軸ケーブルと電源線の配管配線、接続を行い終了する予定ですが、人工芝を綺麗に復旧することが今回の工事で一番難しいような気がしますが。。。

令和3年5月24日 月曜日 【建塔】
19日の続きです。建塔とアンテナエレベーターの据付です。重機が使用できませんので、人力で行いました。足場が悪い高所作業は本当に疲れます。また、今日は朝からまとまった雨で濡れながらの作業です。高所作業での長靴の使用は本当に危険ですので、長靴を使用しない方がいいです。というか、作業自体を中止すべきですね。夕方には天気も回復し晴れました。今日も事故なく作業できたことに感謝!

令和3年5月23日 日曜日 【保守改修】
今日は終日快晴でした。日曜日を利用して会社の防犯設備と自分のクランクアップタワーの保守を行いました。
タワーはチェーンで巻き上げる方式を採用しているので、大きなチェーンのグリスアップというか、油さしですね。
油さしとガイドローラー及び滑車のグリスアップ作業で3時間半かかりました。 もう一本別に愛知タワー製も使用していますが時間の関係でできませんでした。 タワーの保守が終わって、防犯設備のグレードアップをしました。 16台のカメラで遠隔監視を行っているのですが、今回はすべて画素数の大きい設備に交換します。カメラを交換する場合はDVRや電源も一緒に交換しなければいけないため、本日の所は4台交換で時間いっぱいです。 カメラの交換がすべて終わった後に進入警戒・通報システム・無停電電源の改修を順次行います。カメラの映像を見ながら無線等を使用して音声も送れるようにしたいです。
防犯カメラのアラーム映像を再生していると面白いです。山手なので、色々な動物が敷地内へ進入しています。熊はいませんけど、他の動物はだいたいいます。

令和3年5月22日 土曜日 【住居進入?】
朝一番で19日に行った作業の厚さ1cmのコンクリート不足の仕上げに行き、午後から別件のローテーター故障のため取り外しとVHF/UHFアンテナの撤去の現場へ行きました。 ここで、ビックリしたことが。。。右の写真は土地に自動車が駐車してあるというなんの変哲もない写真です。が、なんとこの車は土地の所有者とは全く無関係の自動車。 要するに、釣りをするために全く関係のない人の土地に(屋敷)に勝手に進入し、何食わぬ顔で駐車して釣りを楽しんでいる。私たちが現地へ到着しても別に悪びれた様子もなく堂々と釣りを楽しんでいる。 あまりの自然さに、私はてっきり地主様のお知り合いの方かと思って軽く挨拶をしてしまった。。。 後に地主さまと現地で合流して報告はしておきました。念のため自動車のナンバーを控え、写真も撮影しておきましたが。 綺麗に整地されて、建物まで建っている他人の土地に勝手に入り込むという無神経さが私には理解ができない。 これは犯罪になるのではないだろうか。。。 最近はこういうやつが多すぎる。

平成3年5月19日 水曜日 【生コン】
今日はコンクリートの打設。直接流し込むことができなかったので二台の一輪車でリレー。通路に養生を行い型枠を組んで投入しました。養生が意外と時間がかかるんです。注文した生コンの量が、あと1㎝足りませんでしたので今度は手練りです。 今日はまた別のお客様のタワーが入荷しましたので検品検収をしました。今月着工しないといけませんが、天気が。。。

令和3年5月14日 金曜日 【基礎据付】
昨日の続きの作業です。掘削・基礎部の据付と接地工事を行いました。
クレーン付トラックを使用して据付を行いましたが、他の家の電話線の引込が当地の上空にかかっている部分があり、その線を避けながら作業をしました。
他のお宅の線が、自分の敷地上空を通っているケースはよくあります。また、その逆もありますね。 何かあるとき、支障にならないように確認しておいた方がいいですね。 無線の工事のために邪魔になり、事業者へ移設していただくケースがよくあります。 掘り出した土も持帰りましたが、処分場への持込処理料金がけっこう高いんですよね。 来週、コンクリート打ちですがこれも人力で。。。

令和3年5月13日 木曜日 【今月一基目の着工】
今月1件目のタワー建設着工をしました。当地は重機が入らない環境のため、完全人力での掘削です。防草シートの上に人工芝を施工してあり、綺麗なお庭を造っておられます。今回建てるタワーは、クリエート・デザイン社の11m型。取説どおりの基礎穴でも1トンのフレコンに6~7割程土を入れて5袋ほど出ます。
今日は時間の都合で早じまいしたため終わりませんでしたが、明日は基礎部のタワー据付までしたいです。
今月は別にもう一基着工しないといけませんが、梅雨入りが早いとかで天気が大丈夫なのか。。。

令和3年5月7日 金曜日 【ローテーター交換】
今日はローテーターの交換へ行きました。ほぼ無風状態でしたのでスムーズに終了。エモテーターを使用したのですが、以前の1200シリーズから1200SAに型式が変わってコントローラーの差し込み式のプラグ端子が長方形方から丸型へ変更されていたので、そのままでは使用できずハンダで付け直ししました。
右の写真と左の写真は関係性がないのですが、今月か来月にクランクアップタワーの建設をしますので、タワーのアンカーボルト用のプレートの型をコンパネで作成して、鉄工所へ持ち込みました。 これがずれていては大変なことになりますので、1ミリも誤差なく作成したつもりなのですが。。。後は鉄工所の技術力を信用しましょう。。。

令和3年5月3日 日曜日 【ヘックスアンテナのこと】
HEXアンテナを新設するご依頼を受けているのですが、お客様から連絡がありポーランドの製造者が亡くなられたため、供給ができないので注文を取り消す旨の通知が代理店からあったそうです。それで、一旦は国産のアンテナも検討されたようですが、立地条件等の問題もあり、K4KIO製のアンテナを購入されました。
このアンテナの製造者について良く知らなかったので、他にも制作者がいることに驚きました。 ひとつ知識が増えた。

令和3年5月2日 土曜日 【改修工事】
誰もいなくなる連休中に以前に展張を行ったワイヤーアンテナのエレメント延長と改修工事を行いました。1.9M/3.5Mを運用するため試行錯誤されている。うまくいかなかった場合、最終手段として1.9Mのフルサイズを張るしかない。 屋上に張れるスペースはじゅうぶんあります。 当地は、AMラジオの送信所が近くにあり、ラジオの電波が強力に届いています。 この対策が難しいとか。というか、何か方法があるのか。 フィルターやその他の機器を準備して連休明けに再度、改修を行う予定です。未知の世界の事をすることは本当に勉強になりますが、趣味でやっているのか、仕事でやっているのか区別がつかない時があります。 アマチュア無線局の工事はボランティアの部分もけっこうあります。

令和3年4月30日 金曜日 【更改工事】
今日は天候は晴れでまずまず。
しかし、強風が吹いています。地上でも強く吹いていましたが10m上空は風速10m程は吹いていたと思います。ローテーターの交換と50MHz八木アンテナのラジエターを交換したのですが、ローテーターの交換にはいつもの倍以上の時間を要しました。設置してあるアンテナが大きいことと、風が強くアンテナが煽られてマストがまっすぐにならず更に養生をしないといけない状況になり苦労しました。アンテナが付いたままのマストを手動ウインチで巻上ての作業でした。マストの回転や傾きなどが発生し、対策は講じたものの受ける力が大きいもので。
事故や怪我無く終了したことに感謝。

令和3年4月29日 木曜日 【R9調整】
昨日からまとまった雨が降り続き、今日09時からクッシュクラフトの動作試験をする予定で、ユーザー様も弊社へ来られましたが、雨がひどく予定どおりに開始できませんでした。 11時には雨もやみましたので、ルーフタワーとクッシュクラフトR9を仮設して試験調整開始。高所作業車で上部のコイルと地上を昇ったり降りたり繰り返しながら調整。 作業中にちょうど近くのスーパーOMから別件で電話がかかってきましたので、R9を調整していると相談したところ、駆けつけて手伝ってくれました。 無事終了した頃には天候も回復し晴れ。朝の雨が信じられません。 夕方までユーザー様、スーパーOM、私の三人で世間話。 もちろん密にならないように外での話です。

令和3年4月28日 水曜日 【コイル交換】
今日から天気は下り坂の模様。
午後から以前の暴風時にアンテナにビニールのようなものが引っ掛かりアンテナの方位が変わってしまったとのお客様から申告があり、方位の修正に行きました。
帰ってきて今度は自分のアンテナの修理をしました。
写真はクリエート・デザイン社の714Xですが、コイルが破損していましたので、交換しました。部品は1月ごろ調達していましたが、今頃修理を行いました。 なんとか雨が降る前に終わりました。 工事をしていると私が作業をしている姿が見えたとお客様が立ち寄ってくれました。滅多に自分の工事はしないもので。。。

令和3年4月26日 月曜日 【パーキングエリアのできごと】
今日はタワーの建設工事の打合せのため高速道路を使用して長崎県へ行きました。 あるパーキングエリアで休憩しました。新型コロナの影響だと思いますが、いつもより確かに人が少なくひっそりとしていました。 皆、自粛しているのだなぁ と思っていたところ、観光バスが10台ドドドっと連なって入ってきました。福岡県からの小学校と中学校の修学旅行です。 完全に密です。喚起もしている様子もなく一斉にトイレタイム。 どういう状況下は察しが付くと思いますが、倒産覚悟で休業している業界もあることを考えるとなんだか腹が立ちます。

令和3年4月25日 日曜日 【保守点検】
ローテーターの故障でアンテナ方位が変えられなくなり、エレベーターが降下できないという連絡があり現地へ。
とりあえず、タワーへ昇りマストクランプを緩めて降下できる方向へマストを手動で回し降下しました。 ケーブルの断線を疑い導通試験をしましたが異常なし。
モーター部かコントローラー部のどちらかの故障ですが、ユーザー様がメーカーへ修理に出されました。 以前も、故障してモーター部とコントローラー部を順次修理へ出したため半年ほどかかったそうです。催促もしたそうですがそれにしても半年はかかりすぎでしょ。 どういう対応をしているのか。。。
私は個人的にはこのメーカーは使用しません。お客様から指定がない限りおすすめもしません。

令和3年4月24日 土曜日 【終了】
16日・17日で配線引込、アンテナ取付と残工事を行いました。
基礎の嵩上げも型枠を組み、生コンクリートは手練り。
そして本日、型枠を解体し整地をして終了しました。
ユーザー様へ取り扱いの注意・操作の方法の説明を行い、書面をもって引き渡ししました。
本日お伺いしようと事前に携帯電話に架電していましたが、電源が入っていない旨のアナウンスがずっと流れており心配になってアポイント無しのまま訪問。 電話の設定が使えない設定になっていましたので、ご本人様も気づかれておらず、解除して使用可能になりました。 何もなくて安心しました。

令和3年4月14日 水曜日 【エレベーター据付】
高所作業車を使用してアンテナエレベーターとアンテナの取付を行いました。
タワー本体のボルトは仮締めしかしておらず、エレベーターレールの取付と同時に調整しながら本締めをしてゆきます。
先にタワー本体を地上に寝かせて本締めすると微妙な歪が蓄積されて、レールがまっすぐにならず、後から苦労することがあるためです。

令和3年4月12日 月曜日 【建塔】
クレーンを使用して建塔しました。
本日使用したクレーンは13t型です。直伸24m伸びます。
いつも思いますが、クレーンを使用すると安全で早いですね。
そういえば、5月に建塔する予定の所は、クレーンが使用できないので、人力でしないといけない局があります。これがまた老体にはこたえる。。。

令和3年4月9日 金曜日 【下見】
今日はクランクアップタワーを2本建設して欲しいとのご依頼で長崎県へ。右の写真は長崎自動車道の大村湾パーキングから撮影したものです。「恋人たちの聖地」があります。
建設地を2か所確認し、打合せをして帰ってきました。これから細かい設計にかかります。

令和3年4月5日 月曜日 【コンクリート工事】
今日は2段目を据付て、コンクリートを打ちました。 雨が降りましたが、幸い水も溜まっておらず予定通りの施工です。
当地は進入路が狭く、小型の配送車しか入れないため割増料金がかかりました。
このまま一週間程度硬化養生時間を置きます。

令和3年4月3日 土曜日 【基礎部据付】
今日の作業は接地工事とタワー基礎部の据付工事です。
直径14mm・長さ1.5mの設置棒を複数本打込みタワーへ接続しました。
付近は昔、大きな川があったと思われます。深度が増すに連れて円形の大小の石が多くあります。掘削時も苦労しましたが、設置棒を打ち込むときも苦労しました。
生コン打設は週明けですが、今夜から雨の予報となっていますので、水が入らないように対策をして終了しました。

令和3年4月2日 金曜日 【基礎穴掘削】
今日からアマチュア局のタワー建設工事です。穴掘り建駐車と人力を併用して穴掘りをしました。 途中、建駐車のアースオーガーの油圧ホースが破断して、油が勢いよく漏れて作業中断しました。緊急修理に来てくれたので、修理が終わり再開。今回、15.3mのタワーを14.9m高にするため、規定の深度より40cm深く埋設します。無事、掘削終了です。

令和3年3月27日 土曜日 【終了】
25日~本日まで、避雷設備・配管配線・接続・試験を行いまして、本日終了しました。
細かい仕事が多いので時間がかかります。順調に稼働したときはホッとしました。
この側壁型エレベーター付きアンテナを提案したのは、じつは私です。 アマチュア無線家は普通にやっているという、ほんの参考程度に軽い気持ちで言ったのですが、実際に注文をいただいた時には少々驚きました。
工期が年度内、つまり、3月末までに完工しなければならず、金物の入荷を一番心配していました。 入荷日が21日でしたので、なんとかギリギリセーフといったところです。 工期に追われるのは苦しいです。

令和3年3月24日 水曜日 【アンテナ据付】
今日はエレベーター取付からアンテナ取付まで行いました。
昇降できるようにしていれば保守・点検・工事が鉄塔に昇らずにできるため安全ですね。 今回の設置は研究生の方などが自分達で作業ができるようにとの目的がありました。 左の写真が上昇したときで、右の写真が降下したときのものです。
降下したときは塔屋の上に立つとアンテナが腰の高さになります。 屋上はフラットになっていて安定した足場での作業ができます。 台風前にも自分達で対策ができますね。

令和3年3月22日 月曜日 【2段目据付】
昨日の続きで一段目のタワーを本固定します。アンカーボルトを取付し、タワーを直接固定する方法です。壁とタワーの間をエレベーターが昇降するのでスペースが必要になります。
一段目の固定が終わり、2段目を組みました。本日の作業はここまで。

令和3年3月21日 日曜日 【一段目据付】
今日はアンカーボルト取付工事とベース金物の取付、タワー一段目の据付です。
通常、屋上床からタワーを建てるのですが、今回は防水層を傷つけるとNGとの指示で、金物に乗せるイメージの工事です。 ベースの金物は設計して制作し、タワー本体はクリエート・デザイン社製ですが、大きく改造をしています。このような方法は携帯電話の基地局の鉄柱を支持するときによく似た工法を採用してありますが、無線通信用鉄塔での工事は前例がありません。 実際やってみると問題点や改良の余地があるとこがわかり、勉強になりました。工事をしながら改良改修を行い据付をしました。 それと、今回はもう一つ難題がありました。エレベーターが壁面に対して外側ではなく、内側で昇降する必要があったため、設計にも気を払いました。 金物を制作する時点で、図面を作成し、鉄工所とも綿密に打合せを行いました。今後も経験と勉強でノウハウを蓄積したいと思います。

令和3年3月14日 日曜日 【復旧と搬入】
今月の3日に一時撤去したローテーターの修理が終わったので、復旧作業をしました。マストやアンテナが付いたままローテーターの脱着は、けっこう力がいりますので今日はウインチを使用してラクラクでした。
本日、夕方から国際宇宙ステーションから衛星の放出があり、成功したということです。 この日は、他の大学の衛星もいくつか放出されたようです。
ローテーターの復旧作業が終了して、新設するタワーの搬入と組立を行いました。 今日の作業で一番きつかった作業です。 搬入は人力で階段を使用して荷揚げをします。30kg程のマストの搬入が一番きつかったです。

令和3年3月5日 金曜日 【ワイヤーアンテナ】
今日は別の大学の屋上にアンテナを展張しました。既設の鉄骨にマストを新設して、もう片方には既設のタワーを利用しました。
アメリカ製の「Ultra cobra senior」と称するワイヤーアンテナです。右端の写真のように整合器を用いて調整するのですが、ワイヤーの全長が36mぐらいでコイルなし。平行2線式のフィーダーで給電しています。
これで、1.9MHz~50MHz帯まで良いSWR特性が得られるのを目の当たりにして驚きました。

令和3年3月3日 水曜日 【ローテーター故障】
今日は、大学の対衛星地上局のローテーター故障により修理のため一時撤去へ行きました。
修理は研究生の方がされます。 商品が海外製のため送っていると時間がかかるため、今までもすべて学内で修理されています。
各種測定器や工具が揃っているにしても、彼たちの技術力はすごいです。 
以前も衛星を追尾するための仰角・方位ローテーターを自作されていました。ちゃんと追尾しますよ。
復旧は今月14日までにしないといけません。14日というのは研究生が制作した小型衛星が国際宇宙ステーションから放出されるためです。成功を祈ります。

令和3年2月19日 金曜日 【現場調査】
タワー建設の相談があり、現地訪問しました。土地と建物の形状を確認してどこへ建設するか打合せをしました。 3.5MHz帯のフルサイズ直線で張れる広さはあるのですが、建物が建っているため色々と検討して候補地を決めました。 アンテナエレベーターを使用して、降下時は建物と建物の間にアンテナが最下位まで降ろせるようにします。 帰社して採寸したデータを基に図面化し、アンテナを選定。 それをお客様へ提案して決定していただきます。
今年は例年になくアマチュア無線関係のタワー工事の相談・依頼が多いです。

令和3年2月7日 日曜日 【現地調査】
今日はタワーを注文いただいたお客様と現地へ同行し敷地などの採寸測量を行いました。 土地や建物の採寸をしてそれを図面化し、アンテナの回転半径などを確認します。 アンテナが他の人の敷地上空を占用するといけませんので。 注文を受けるとまず最初は現地訪問をして環境を確認します。 工事会社の視点から見るとお客様が気づかれない部分が色々とみえます。よく口頭だけで説明をされて「金額がいくらかかるか」と問われますが、現地確認をせずに金額を提示するような見積の仕方はお断りしています。 過去、工事の途中に近隣からクレームが入りしばらく中断したこともありました。 物理的、近隣対策の両方をキッチリしておきたいものです。

令和3年1月31日 日曜日 【アンテナ交換】
今日はアンテナの交換工事です。
HFの3エレを撤去して交換します。新しく取り付けるアンテナは30kg近くありますので、滑車を使用して吊り上げました。給電部のエレメントはタワーのステージから取り付けました。
アンテナの組立からしましたので朝から夕方までかかりました。 最後に試験して問題がありませんでしたので、終了です。

令和3年1月29日 金曜日 【旅行】
旅行と言っても行楽ではありません。アマチュア無線局のタワーの打合せです。山口県の宇部空港で待ち合わせをして、実際の建設地である山口市へ移動しました。
現地は家を新築されており、ちょうど基礎工事の段階でした。 ここへ2基のタワーを建設予定です。 アマチュア無線のアンテナを建てるために土地を探して購入されたとのことです。 当地も高さ制限の規制がかかっており、行政への申請が必要です。 この土地にすぐ隣にアマチュア無線局のアンテナが建っていたことが気になりますが。 今日は寒かったです。

令和3年1月20日 水曜日 【SWR測定】
今日はHFアンテナのSWR測定をしました。クリエート・デザイン社のトライバンダーです。同メーカー製のある種のトライバンダーには「整合器」が装備されていて、手元のレンジで給電部の整合器を専用ケーブルで切り替えるという方式になっています。 取説には基本的な特性が書いてありますが、設置条件・環境により多少異なります。 今回は、実際の設置条件での特性がどうなっているか確認の依頼がありました。 各バンド手元切替器にはL/M/H/HHのレンジがありますので切替します。
まず各バンドのSWR特性を測定してグラフにするとよくわかります。そして、特性が悪くなり始めたところでレンジを切替て最も良好な点を確認します。カットオフ点を知っておくことで切替もスムーズにできますので。 今日測定したデータでは設置条件からみて、正常の範囲と思います。

令和3年1月6日 水曜日 【役所訪問】
昨年から相談を受けているお客様とある行政へ。タワーを建設する計画なのですが、候補地に公園に関することと、景観に関する規制がかかっており、申請が必要なためです。
条件も一番厳しい規制がかかっている地域のため、当然ながら高さ制限や色、形状など考慮しないといけません。
なんといっても、アンテナを設置するにあたり、高さ制限は痛いところですね。

令和3年1月5日 火曜日 【新設計画】
年が明けて今日から仕事始めでしたが、ある大学からのご要望で打合せと下見に行ってきました。
衛星を追尾する地上局を新規に建設したいとのことで、以前、私が提案したアンテナエレベーター付きのタワーを建てることになりました。 大学の先生や研究生の皆様がメンテナンスを自分でできるようにするためです。 研究実験という性質上、改造や更改・故障に対応できるようにしておきたいのです。現在はタワーやルーフタワーに通信用アンテナが設置してあるため、高所上で作業しないといけないので危険です。また、U/V帯域とはいえ、アンテナも大きい物ですから。
今回、難問があります。というのは設置方法です。屋上床平面にタワーを建設するのではなく、壁面に取り付けます。タワーの高さは5mしかありませんが、屋上床の防水が損傷するので床に接触してはいけないという指示なのです。今から設計にかかります