令和2年12月2日  水曜日 【KA1-404】
今日は工人舎KA1-404の工事です。
7MHz帯が2ELとなっていて、エレメントの長さが15mほどあります。 最近は工人舎のアンテナを設置する方が多くなってきましたね、各バンド7~50M帯に移行できるのは魅力ですが、値段も重量もそれなりです。 使用されている方にお話を聞くと皆さん満足されているようです。

令和2年11月29日  日曜日 【パンザ撤去】
今日はパンザマストの人力撤去です。
いつものようにマストを突き上げて、切断して滑車とロープを使用して解体してゆきます。肌寒かったのですが、柱上では力を使用して動き回りますので少々汗が出ました。いつの日にか、このパンザマストにもアンテナが取付てあり運用されていたことを思うと少し寂しいですね。30年の歴史に膜です。

令和2年11月27日 金曜日 【更改工事】
今日は更改工事。
ローテーターや付属品を交換して、アンテナも修理・組み換え。
いつ見ても立派な設備です。 以前にタワー1基撤去すると言われておられたはずですが、私は絶対撤去されずに増設になると思った。 予感的中である。
熱心な方はつい、「ムラムラ~」っときて気が付けば増えていたというケースがよくある。
27m高の高所作業車を使用していますが、最大に伸ばさないと届きません。タワー自体が高い物なので。それと、作業車を使用すると、修理したい場所へ直接行けるので助かります。 エレメントの先端など、この状態で何人も人がかかっても届きませんよね。
レンタル会社から借用していますが、借用・作業・返却と3日がかりになるんです。

令和2年11月25日  水曜日 【アンテナ交換】
今日は既設のHFアンテナ2本を撤去して、工人舎KA1-404を据え付ける工事です。
撤去はすぐに終了しましたが、工人舎アンテナを組み立てながらの作業でしたので、時間を要しブームの取付までしかできませんでした。季節的に日没が早いので作業時間も短くなりもったいないです。 また後日。

令和2年11月23日  月曜日 【パンザマスト撤去】
佐賀県へパンザマストの撤去に行ってきました。
住宅の庭のため重機を使用せずに人力撤去です。トラブルもなく順調に終了しました。このお客様は偶然、私の母校の電波学園の先輩です。世間話をしていて、以前にお引き受けした福岡市でのクランクアップタワーを撤去する工事にあたり、クレーン設置のため道路通行止め作業を行わなければならず、警察署へ申請する書類の中で自治会長の承諾書が必要になり訪問しました。すると、自治会長もご夫婦そろってアマチュア無線家で裏に回るとクランクアップタワーが建っていました。奥様は初の女性通信士として新聞等に掲載されたお話を聞いていました。 そして今日のお客様と話が進むにつれて、同級生に女性初の通信士がいると言われたのです。もしかするとと思い、卒業アルバムを持ってこられて確認したところ、まさにその方でした。ということは、その女性通信士も私の先輩になるわけです。 世の中狭い。。。

令和2年11月21日  土曜日 【コロナの影響】
今日は、ある大学の衛星通信用アンテナのメンテナンスへ行きました。 ちょうど、学園祭が本日と明日で開催されていますが、コロナの影響で自粛をしている模様で、少ないというよりは誰もいませんでした。一部の学生さんがブースを開き、展示やその他催事の準備をしている状況でした。 通常なら外部からお客が来てにぎわっているところであろう。
そこで私は無線部がもしや記念運用をしているのではないかと、研究生に教えてもらい尋ねた。来客が誰もいない中、私がひょっこり訪問した状況。
アマチュア無線の事や大学の事をいろいろと話をしましたが、部員の確保に苦労している模様であった。実際に有資格者は多数いてもなかなか運用まではしないのでしょう。
私の母校の学園も9月に無線部を復活し、私は監事ということになっている。福岡工業大学無線部 JA6YBKまた、臨時体験局8J6YABです。この復活について、本日訪問した大学の無線部の学生も把握していて、そのことにビックリしました。 このことを母校の教授へメールをすると、「見ている人はみている」との返信があった。

令和2年11月20日  金曜日 【研究用アンテナ】 
今日は据付です。ローテーター・マスト・アンテナ組立・据付試験です。
これもどこかで見たことのあるアンテナ・・・。
30kg程ありますが、床から滑車で引き上げて据え付けました。タワー支線にメッセンワイヤーで張ってありますが、アンテナとの離隔がないため影響が出ていますが通常使用の範囲です。特性を見ながらアンテナを回転させると支線の場所によりデータが変化しています。どうしても不都合な場合は碍子を挿入しなければなりませんね。そこまでしてでも金属の支線を使わないと強度的に心配なのです。この実験も今月いっぱいで終了し、次はLOW_BANDでの実験に変更するということでした。

令和2年11月16日  月曜日 【撤去】
今月の6日に現場調査に行ったアンテナの撤去作業と引込口の防水BOXを交換しました。
屋上には研究実験用のパラボラアンテナが数基あります。
聞いた話では、研究をしてあった教授は数名アマチュア無線家たったということです。
衛星を使用する実験研究はアマチュア無線と共通している部分も多いため、屋上によく見るメーカーのアンテナがたくさんありましたので、納得しました。
今回は水害やその他の通信やデータ伝送の電波伝搬状況の調査研究を行う短波帯での実験を行うそうです。

令和2年11月15日  日曜日 【無限列車】
外出した帰りに、線路に人がたくさん集まっていたので何事かと思いましたら、鬼滅の刃の無限列車が通過するということで線路際にたくさんのカメラマンが・・・。自宅のすぐ隣を鹿児島本線があるので私もベランダからシャッターを。驚いたのは本当のSLだったこと。機関車には「無限」の文字が。無限と聞けば私の場合、バイクを思い出すのですが。SLはちゃんと煙も出ていましたし、通過後の石炭を燃やした匂いには懐かしさを感じました。私が小学生の頃住んていた家は、昭和初期の建造で風呂は石炭で沸かす桶風呂でした。風呂沸かし当番は私でしたので、毎日石炭を燃やしていました。なので、この匂いは私にとってすごく懐かしく感じられたのです。なんせ、戦時中に落とされた焼夷弾で焼けた部分がそのまま残っていましたからね。

令和2年11月11日  水曜日 【テレビアンテナ工事】
今日はテレビのアンテナ工事です。 パンザマストが建っていて昔はアマチュア無線のアンテナが設置してあったそうですが、無線のアンテナを撤去して地デジとBSアンテナが付いています。 今回、このパンザマストを撤去することになり、テレビアンテナを屋根上に移設建設しました。 パンザマストへ取り付けてあった時より3mほど低くなったため、受信状況が少し悪くなりましたが、テレビ電波測定器で確認しながらなんとか良好に映ようになりました。 元々、電波状況が悪い地区でCATVも敷設されていない地域でありますが、他県の放送局などたくさんの地域から電波が届くといった地区です。なので、アンテナの本数も増えます。 久しぶりのテレビアンテナ工事でした。

令和2年11月6日  金曜日 【母校の学園】
今日は私が卒業した学園の大学へ行きました。 というのも、私が無線の道へ入るきっかけとなった方がこの大学の教授をされていて、今年に入り私のホームページからメールと頂いた次第で、大学の基地局の工事の打ち合わせでお会いした。じつに43年ぶりになる。学園に行ったのも40年弱前のことです。当時から考えると情報通信網の発達にはあらためて感心しました。43年前といえば、携帯電話もインターネットも一般にはなかった時代です。連絡の手段と言えば固定電話か無線。それでも当時は生活に不満はありませんでした。
今はどこにいても携帯電話ですぐ連絡がとれる環境が整備されているので、電話をかけられて出なかったり遅れたりすると、あらぬ疑いをかけられたりクレームを言われる。また即時回答を求められたりして逃げ道がなくなったり、ある意味イヤな環境になったと時々思うことがあります。私だけでしょうけど。。。 でも、緊急性の高い連絡が必要な時は助かりますね。

令和2年11月5日  木曜日 【修繕】
今日は台風10号通過によるアンテナエレベーターレール損傷による交換修繕です。
下から2段目のエレベーターレールが損傷し、エレベーターが外れて宙吊りの一歩手前です。 このタイプのアンテナエレベーターレールを交換するには、交換部位まで下からすべての四角のレール鋼材取り外さなければならず、上部で損傷した場合交換にはより多くの外した分復旧をしなければいけないので労力を要します。長さ2.4m四角のパイプの中にアルミ製の長方形板を入れて、これをボルトでレールの上下を固定するという構造になっているため損傷部位だけの交換がでないのです。
交換後に昇降試験をして異常がないことを確認して退局しました。

令和2年11月3日  火曜日 【アンテナ工事】
今日は会社から片道120kmほど走ってアンテナ工事へ行きました。
垂直アンテナの撤去と50MHzの8EL交換です。 既設も8ELが付いていましたが、今回も8ELの新品へ交換。
次のシーズンにはスタックの計画をされているということです。
クリエート・デザイン社のアンテナですが、現在のものは以前のものと比べてエレメントの長さや間隔が変更されています。
以前のものは導波器が先端ほど短く、また間隔も広くなっていましたが、現在の物はそうでない部分があります。見るとわかる程度変更されていますので、説明書どおりに組み立てると「あれっ?」っと思われるかと思いますが、そうなっているのです。
クランクアップタワーの点検もしましたが、滑車に異常を発見。
次回は滑車の交換に行くことになりました。

令和2年10月27日  火曜日 【フクロウ】
ここ数日、秋晴れが続いています。 日中は汗ばみますが、夜間との気温差が大きく体調を崩さないように注意しています。
今日、突然福岡市の昔よく一緒に行動していたOM宅を訪問しました。が、空家となっていてただパンザマストと建設されなかったクランクアップタワーが立てかけてあり、寂しさを感じました。聞くところによるとご高齢のため、入院されているということでしたので、病院へ行ってみようと思っています。今から42年程前に福岡県山田市や周辺をJCC/JCGサービスに行った思い出があります。

さて、右の写真は何だかおわかりですか? そうです。野生のフクロウです。 私のアマチュア無線のアンテナが建っている会社の敷地には12台の監視カメラを設置して常時遠隔監視していますが、動体アラームが鳴ったので確認してみるとカメラの前に野生のフクロウがとまっていました。「これは珍しい!」とカメラを準備した瞬間、あっちを向いてしましました。すぐに飛び立ってどこかへ行ってしましましたが、なかなか愛らしい顔をしています。 少し前には侵入警報が発報しましたが、この時はイノシシでした。 山が近いと色々な動物がいます。 ただ、扉を開けてすぐ足元にマムシがいるのは勘弁してほしいです。

令和2年10月26日  月曜日 【アンテナ工事】
今日はアンテナ工事に行きました。無線のアンテナ工事とテレビのアンテナ工事です。
クランクアップタワーにトライバンダーの多エレメントが設置してあるその上部にロータリーDPを取り付けるため高所作業車を使用しました。 作業車を使用しましたので一人でできましたが、人力で行おうとすると2人でも苦労すると思います。 既設の八木アンテナも点検しましたが、エレメントブラケットの止ネジがすべて緩んでいたのには驚きました。 長年の振動でしょう。中には5mmほど浮き上がったエレメントパイプもあり危ないとこでした。点検って大切ですね。他、塗装の補修とワイヤーのグリスアップをして終了しました。

令和2年10月25日  日曜日 【復旧工事】
CQ WW PHが開催されている最中、台風対策のため一時撤去していた自分のアンテナの復旧工事を行いました。タワーのメンテナンスや他修理をしながら一人作業でしたので、丸二日かかってしまました。下へ降ろしてみるとけっこう損傷個所がありました。コイルの部分が「なんでこうなる??」といった損傷もありました。
今日は佐賀県からOMが遊びに来られて無線の話や世間話に花が咲き楽しかったです。
話の中で、私が卒業した電波学校の先輩であることが判明し、お互いビックリ!
またまた当時の先生などの話で盛り上がり、世間は狭いと感じました。
11月のCQ WW CWには参加したいと思っていますので、シャックに泊まり込もうかと思っているだけです。

令和2年10月19日  月曜日 【定期保守点検】
今日は午前中、佐賀県でクランクアップタワーの空中線系の総合保守点検をしました。
アンテナ・ワイヤー・ガイドローラー・滑車・ウインチ・制御回路とすべての箇所について点検をし、測定、グリスアップや塗装を行いました。本日のお客様は一年に一度定期点検のご依頼をいただいています。毎年の劣化の進行状況がよくわかります。建設して5年経過していますが、毎年新しい錆が発生しています。点検は大切ですね。右側の写真は制御回路の絶縁を測定しています。
この保守点検を終えた後、そのまま建造物によるテレビの受信障害対策工事に福岡県大牟田市へ。性質の違う工事の材料を持って行かなければならないので忘れ物をしないようにしないと。 今日も移動距離が長かったです。

令和2年10月16日  金曜日 【保守工事】
今日はタワーの保守工事で佐賀県武雄市へ。
建設以来、約30年ほどあまりメンテナンスをしていなかったということで、アンテナエレベーターがレールから外れるなどといった事象のため、改修工事となりました。
この頃製造されたエレベーターのレールは山型の形をしていて、エレベーターのローラー部と爪の隙間が大きい。現在のレールは改造されて□となっている。
永年の使用でレールがたわんでいたこともあり、全体の幅を狭くする改修と同時に、ワイヤーも交換しました。既設のワイヤーは4mmの物のはずですが、異常に細く感じ、また、つぶれている部分もありました。 今回交換したワイヤーはSUS7-7-5mmを使用しました。最後にレール全体にグリスアップをしてスムーズに動くようになりました。

令和2年10月6日  月曜日 【終了】
お客様のご在宅日に合わせて室内引込工事をしました。
タワーから建物までメッセンワイヤーを架線し、ケーブルを配線しました。
建物外壁から屋内へ貫通口を作り、防水処理をしてケーブルを屋内へ。
アンテナの試験も行い異常がないことを確認。
それから、接地抵抗を計りましたが、よく効いていました。
直径14mm・長さ1.5mの設置棒をパラ接続して深度3.7mで打込んだだけですが、土壌が良かったのか10Ω以下となっていました。ここは避雷設備は義務ではありませんが、業務用だと何が何でもA種値を確保しないといけないので大変な目に会うこともあります。
設備の新設工事が終了しました。

令和2年10月4日  日曜日 【もうすぐ終了】
今日は掘削土の持ち帰りと基礎の生コン嵩上げ作業です。
土は1トン袋にまとめて詰め込み4袋です。小さな穴でも掘りだすと土の量には驚きです。
基礎の嵩上げは、型枠を組んで手練りで生コンクリートを打ちました。少しずつ何回も同じことを繰り返して作ってゆきます。
生コンの手練りと言えば、私が若いころ都心のオフィスビル屋上に企業用の衛星信号受信施設を設置した時の基礎が手練りでした。都心のオフィスビルのため資材の搬入もエレベーターが使用できずにすべて人手。一日に8人ほど作業に当たり10日かかりました。手練りで打ったコンクリートの量は約3㎥。地上ならミキサー車で配送してもらえるのですが。コンクリート打設の時はいつもこのことを思い出します。

令和2年10月2日  金曜日 【アンテナ取付】
昨日の続きです。
マストを据え付けて50MHzのアンテナを取り付けました。地面スレスレまでエレベーターを降して、ブームにエレメントを垂直に取り付けて障害物のない高さまで揚げてブームをクルリと回転し水平へ。 エレベーターがあると本当に工事が楽です。 今日も小さな脚立でエレメントを取り付けることができました。

令和2年10月1日  木曜日 【建塔】
先月25日の作業の続きです。
今日は建塔とアンテナエレベーターの据付です。天気も良く爽やかな風が吹いていましたが、タワーの昇降は汗が出ます。
タワーの建塔は終わりましたが、明日からはアンテナの取付他をする予定です。
天気の良い日が続くうちに、外仕事は終えなければ・・・。

令和2年9月29日  火曜日 【ケーブル切断】
今日はアマチュア無線局を3局訪問。1局目、台風10号の強風でHFのアンテナが斜めに傾いていたのを修正し方向も調整、GP撤去。 2局目、遠方にお住いの方のご実家の確認調査。今は懐かしいストレッチタワーが建っています。 3局目、アンテナエレベーターの部屋からのリモートが利かなくなった保守。
会社へ帰って草刈り。今日の作業でこれが一番大変です。今年の6月末に重機を入れて整地雑草の駆除を行ったのですが、もう色々な雑草や竹が背丈ほど伸びています。やりたい放題できる環境なだけに、雑草との戦いは続きます。 シャックから遠い方に立っているタワーの配線を地表近くにしているのですが、心配していたことをやってしまいました。
そうです!草刈り機でケーブルを切断。自分がした失敗とはいえ、嫌気がさしてやめました。

令和2年9月27日  日曜日 【アンテナELV保守】
先日、アンテナエレベーターレールからエレベーターが外れ宙吊り状態になっていると連絡があり、緊急保守へ。
クリエート・デザイン社製の旧型の20mタワーにエレベーターの設備でした。 旧タイプのエレベーターのレールは山形に薄い鋼材を加工してある構造になっていて、手で広げれば簡単に鋼材が広がる程度。緊急保守で手で広げて入れ込みました。手で広げて入るぐらいですので、これでは大きなアンテナをつけていれば風の力では外れますよ。先日の台風10号の被害もあるように思えます。後日、材料を準備してレールの幅を狭くする改修を行うことになりました。 現在のエレベーターレールは四角の柱となっていますので、改善されています。

令和2年9月26日  土曜日 【ローテーター交換】
今日はローテーターの交換へ他県へ行きました。
ローテーター回路から漏電しているようで、コンセントを入れると家のブレーカーが「断」となるとのことで、電気工事店から調べてもらったということです。
ローテーターが古くなり漏電とはよくある事象です。
長年使用していたということで新品へ交換しました。
ローテーターの交換は難しくありませんでしたが、制御ケーブルの交換の方が時間がかかりました。

令和2年9月25日  金曜日 【今日の作業2局】
今日は朝から福岡県飯塚市でタワーのコンクリート打設をして午後から北九州市で仰角ローテーターの修理が終わったとの連絡で再設置復旧工事へ。400MHz帯の20EL4パラ。これがまた重たくて。強風に煽られながら据え付けました。

令和2年9月21日  月曜日 【コンクリート準備】
今日は生コン打設の準備です。
タワーの2段目のブロックとアンテナエレベーターを据え付け、垂直度とマストの中心が設計どおりの寸法になるように調整確認をしました。
アンテナエレベーターを降ろした時にエレメントやブームが敷地内に収まるように細かな寸法が決められていました。 コンクリートを注入中に傾かないようにタワー本体に支柱を添わせ調整も終了しました。
今週末、コンクリートを打設する予定ですが、天気予報では雨とのこと。
心配ですね。

令和2年9月20日  日曜日 【基礎掘削】
タワーの建設に着手しました。今回はKT-15Cを地上高14.9mで設計した都合で埋設深度が深くなりました。四角穴の径が小さく深度が深いため建駐車を用いて掘削です。アースオーガーで中心に穴を掘り、周辺を崩して掘り進む工法です。石や殻は出てきましたが宝物は出ませんでした。
掘り出した土の量は1トン袋が5袋です。明日は生コン打ちの準備です。

令和2年9月16日  水曜日 【再設置】
今日は再設置(復旧)です。
台風10号が来る前に事前に一時撤去していました。撤去したアンテナは屋上のパラペットの隅にロープで固定し、その上に土嚢を置き飛ばないように対策をしていました。
お陰様で被害はありませんでした。
あいにく、雨が降ったりやんだりの天候でしたので、作業が終わったころはずぶ濡れになりました。

令和2年9月11日  金曜日 【災害復旧】
今日は災害復旧です。
ある大学の研究施設のクロス八木(アメリカM2製)のスタックアンテナが台風10号による損傷をうけ1本脱落。全長6mもあるクロス八木のブームは右の写真のように4mmのボルトナット2本でL型の金具に固定してあるだけです。これではボルトも折れますよね。
当現場でもう一つ驚いたことがありました。私達が屋上に上がっていると、見慣れた名前の入った工具袋がありました。「あれっ?」と思った次の瞬間、名前を呼ばれました。
福岡県のハムショップの方が別のアンテナの工事で来られていたのです。同じ日に同じ場所で工事をするという偶然さです。 長話をしましたが、私が学生のころからお付き合いのあったOMが他界されたことを聞いてショックを受けてしまいました。

令和2年9月8日  火曜日 【現場下見】
今日はアマチュア無線局のアンテナ設備の打ち合わせと現場確認が3件。佐賀県2局、福岡県1局。相当の距離を移動しました。
訪問した局の中で、アマチュア無線のアンテナと高圧線が至近距離にあり、離隔が取れていない局がありました。聞いてみると電力会社が後から架線したとのことで、相談された記憶がないとのこと。電力会社へ連絡すれば防護管を取り付けてくれることを伝えました。
台風10号の影響で修理や復旧の連絡がきています。 今回の台風は事前に周知されていたので対策をされた方も多いのではないかと思います。
事前に一時撤去の依頼がありましたが、中には台風当日「なんとかならないか」との連絡があり、これには驚きました。もちろんお断りしましたが。
自分のアンテナも今月5日に撤去していますが、「なんちゃってアマチュア無線家」なので再設置はいつになることやら・・・。

令和2年9月5日  土曜日 【台風対策】
つい先日台風9号が通過したばかりですが、今度は10号。今までに経験したことがないような猛烈な台風ということで、数日前から多数のアマチュア局から対策としての補強や一時撤去の依頼がありました。
自分のアンテナも心配で、やっと本日アンテナを撤去することができました。 高所作業車をレンタルで使用しましたが、レンタル会社は台風の関係で貸出率が高く在庫がない状態とのこと。 3.5M・28M帯のアンテナは全撤去しましたが他のアンテナはエレメントのみ撤去しました。あと、シャックもプレハブなので心配ですが、ワイヤーで固定し、室内にコンクリートの板状の塊を数百キロ分敷き詰めて重量を増しました。なんとか持ちこたえて欲しいものです。倒壊は覚悟していますが工作物を設置している以上仕方ありませんね。

令和2年8月21日  金曜日 【ローテーター保守】
ある大学の航空宇宙工学関係の基地局の保守を行いました。仰角ローテーターの故障です。 海外製のローテーターのため、国内での修理ができないため、研究生が修理できなければメーカーへ送るか買いなおすかということになるでしょう。 アンテナが400M帯の20素子4パラなので、重量があり取り外しも簡単ではありません。一人で抱えるのは難しいほどの重さがあります。

令和2年8月14日  金曜日 【タワー保守】
本日の作業はタワーとエレベーターのメンテナンスです。
エレベーターの動作がおかしいとのこと。 レール金属の表面がザラザラになっており、エレベーターの摩擦が大きくなり不具合が生じていましたので、全体をグリスアップにて解決しました。また、滑車の点検やナットの締付確認、ワイヤーの点検を実施。
エレベーターのグリスアップは大切で、金属が擦れる音がするときや、昇降がうまくいかないときなどの不具合が発生した場合は一度、グリスアップを試すといいです。すごく改善することが多いですよ。
定期的にタワー全体の保守は必要ですね。

令和2年8月5日  水曜日 【ブースター増設】
144M帯の受信増幅器の取付に行きました。
既設の同軸ケーブルを流用し、無線機とアンテナの途中に設置したかたちです。電源用のケーブル1本は新設しました。

令和2年8月2日  日曜日 【アンテナ改修】
今日はアンテナの改修工事をしました。
HFのアンテナを撤去移動して6mのアンテナ新設です。
今日はまた特別に暑く、しかも多湿無風。 作業には厳しい環境です。
休憩や水分をとりながら作業をしましたので、けっこう時間がかかりました。
アンテナ改修のみの依頼でしたが、ついでにクランクアップタワーのメンテナンスもサービスで行いました。というのも、私が使用しているメーカーと同じという情報を頂いておりましたので、勝手がわかっており事前に準備していきました。

令和2年6月28日  日曜日 【草刈り整地】
今日は重機で敷地内の草刈りと整地です。
24mのタワーのモーターが故障して交換したいのですが、植物が茂っていて、タワーの麓へ行けないのです。つい、先日背丈の低い草は草刈り機で刈ったのですが、手に負えません。やりたい放題できる場所ならではの問題です。刈っても刈っても鼬ごっこ。半月もすればまた草刈りをしないといけません。重機で土地ごと削ると流石に早いです。

令和2年6月10日  水曜日 【試験】
昨日に続いての作業です。 夜中から雨の予報でしたがみごとに天気予報はハズレです。 今日はアンテナエレベーターの調整とタワーのボルト・ナットの締付確認をしました。
27m型の高所作業車を使用しましたので、昨日に比べ安全で楽でした。直接昇るときはフルハーネスのランヤード2本・補助ロープ1本・ポジショニングロープ1本の最低でも4本のロープを身に着けて作業をしています。ロープばかりで邪魔ですが命を守るためには絶対必要です。 先月も業界で電柱から墜落事故があり亡くなられました。 ナットの締付はトルクレンチで1本1本締付確認をしますので、本数が多いほど時間がかかります。 アンテナを仮設してローテーターの試験をして本日の作業を終了しました。

令和2年6月9日  火曜日 【建塔】
今日はKT-22Rタワーの建塔です。
基礎部はお客様で施工されていました。
タワーも3ブロック分割にアマチュア無線家の方が組み立ててくれていましたので、積上げてゆく作業です。建塔が終了した後に、他のタワーのHFアンテナを1本撤去して今日の作業は終了しました。一日中タワー上での作業でしたので体力を使います。事故なく無事地表を踏めたことに感謝!

令和2年6月7日  日曜日 【アンテナ交換】
今日はまた別の地域で会社から80km弱の距離の現場です。
7MHzの3ELと3.5MHzのダイポールをマストごと一旦、全撤去してダイポールはメンテナンス、7MHz3ELは新品に交換です。
25mhのタワーの上に上がっていますので、クレーン車も35t型を使用しました。
クレーンを設置した位置からタワーまで13.5mの距離があります。
この日も県外のベテランアマチュア無線家の方達が応援に来てくださっていました。
こういう工法はタワーに上っている人より、地上にいる人の方が仕事に追われてバタバタとなります。地上は風がなくプルプル汗を流しながらみなさんがんばっておられました。それから、今回もローテーターの交換をしましたが、既存のローテーターが損傷していました。本体を固定しているボルトは破断し欠損。筐体から固定用のヘソのような形をした部分も折れて、なんと、かろうじてボルト1本で止まっていました。大きな負荷がかかる部分なので、皆様もこまめに点検しておいた方が良いですよ~。

令和2年6月6日  土曜日 【更改終了】
4日の工事の続きです。
今日の工事は配線・接続・試験です。
同軸ケーブルを交換して接続しました。ケーブル交換も束ねてあるケーブルを切り離して、また新設のケーブルをタワーアップしながら束ねますので時間がかかります。
今回、ローテーターの交換もしましたが、自分のタワーにも同じことが言えるのですが、クランクアップタワーの場合、鉄骨や鉄筋が邪魔になって交換やナットの締付がやりにくいのです。最下部に降りた状態で簡単に交換できるように筋交いや鉄筋をその部分だけボルトナットで固定して取り外しができる構造にしておけば、作業が楽になるのですが。
夕方までかかりましたが終了しました。

令和2年6月4日  木曜日 【アンテナ更改】
今日は会社からおおよそ90kmほどの地区へアンテナの更改工事へ行きました。
144MHz帯のパラ2段を撤去して、13ELパラとHFトライバンダーの取付です。
144MHz帯のアンテナでも、これだけ大きくなると金具などが大きくなり、撤去もけっこうな仕事量です。 高所作業は弊社がしましたが、市外から複数人のアマチュア無線家の方が応援に駆けつけてくれていましたので助かりました。
今日は撤去ととりあえずアンテナの据付までは終わりました。
V/U帯のことは私はよくわかりませんので(HFもわかりませんが)色々と教えていただき、少し知識が増えたような気がします。

令和2年5月25日  月曜日 【アンテナ増設】
今日は既設のタワーへ18MHz/24MHzのアンテナ増設を行いました。
714Xと50Mのアンテナの間へ割り込み設置です。
多少影響がでましたが、オートチューナーでじゅうぶん使用できる程度でしたので良かったです。 こちらのお客様も複数本のタワーを建設されていますが、どれも過密の状態です。
ご本人は更にタワーが建設されたいようですので、おすすめしようかと思いましたが奥様から怒られそうですのでやめときます。

令和2年5月20日  水曜日 【パンザ撤去】
今日はパンザマストの撤去です。
重機が使用できないため、人力による撤去になりました。タワーを人力でするときと同じように、パイプを突き上げ滑車を通して吊り、パンザマストをサンダーで切断していきます。パンザマストの大きさにもよりますが、下に行くほど直径も大きくなり重量も増します。場合によっては50cm長で輪切りにしないと重たくて難儀します。
基礎のコンクリートを電動工具で斫り、地面から20cm下で切断し埋戻しました。最後に芝生を敷いて完了です。 突き上げ棒はクリエート・デザイン社のタワー組立マニュアルによると60mmの杉角材を使用するとありますが、ハッキリ言って怖いです。なので私は鋼材または金属のパイプを使用しています。重たいので据付に苦労しますが。

令和2年5月9日  土曜日 【暴風】
きょうは一変して荒天となりました。
昨日の残工事を行いましたが、午後から雨がひどくなり、なんとか15時には作業を終えることができました。 その後、一旦雨はやみましたが今度は暴風。
時間が遅くなるにつれて段々と荒天へ。21時までシャックにいたのですが、HFのアンテナが風で弓なりになっています。南からの風でしたので、山からの吹き降しが強くて何かにつかまっていないと立っているのも難儀する状況です。 ここは北風も遮る物がなく海から吹き上げてきますので強風です。そういうところを選んで建てているので仕方ないのですが。。。帰宅後も気になってカメラで見ていました。こんな風が吹くと何かどこかが壊れています。スレートが剥がれていたり、トタン板がはがれていたり。 今回もきっと何かが・・・。

令和2年5月8日  金曜日 【アンテナ増設】
今日は快晴の中、18/24Mビームと1.9Mのワイヤーの増設を行いました。
午前中からグングン気温が上がり水分補給しながら作業をしました。
帰社して夕方から夜にかけて、久しぶりに無線機の前に座りました。いつも少しだけ聞いてすぐに電源OFF。ではいけないと思い、今日はゆっくりと聞いてみましたがあまり入感していませんでした。それでもヨーロッパと3局。久ぶりに電波を発射しました。
自分ながら私にとってはすごい進歩?と思います。 24Mや28Mも夜間に国内が聞こえていました。40年前は28Mをメインに運用していましたが今は28Mがどういうバンドだったかよく覚えていませんでしたので、この時間に聞こえていることに少々驚きで、こんなレベルなんです。

令和2年4月29日  水曜日 【運用開始】
本日、無線局の運用開始をされましました。
同軸ケーブルの長さが長いため、145M/433M帯を心配していましたが、通信試験の結果問題なく運用できています。 
以前にも、110mほど12D-FSAを使用して145M帯を運用した局の工事を行ったことがありましたので、おおよその予測はついていましたが。 その時、シャックから45Wの電力を供給してアンテナの付近で通過型の電力計で計り、精度はいまいちですが、半分ほどの電力指針でした。
アンテナ昇降もスムーズに作動しており、ケーブルを含めて動作の状況を各アングルから4台のカメラでリアルタイム監視しています。 
最近のモニター用カメラは性能が向上していますので、夜間のタワーの映像も確認しましたがケーブルの状態もハッキリとわかるレベルでした。
当地は無線で飛ばすカメラも考えましたが、シャックまでの距離が遠いため、樹木による電波の減衰が心配でしたので、作業の量は増しますが有線方式を提案しました。

令和2年4月16日  木曜日 【監視カメラの建柱】
今日は更に竹の伐採を行い、損傷した部分の修理をしました。よくこんなところが壊れたものだと思いました。
修理が終わって監視カメラ用のポールを建柱しました。アンテナエレベーターをシャックからリモートで上昇・下降操作をするため、必ずモニターが必要なのです。確認なしでの昇降は必ずと言ってよいほど事故になります。

令和2年4月15日  水曜日 【BOX接続】
一昨日から当地は天候が悪く、4月にしては珍しく暴風警報が発令されていました。本日、現場へ来てみるとHFアンテナに被害が。 背の高い竹がアンテナを直撃していたようです。こういうことは予測がついたため、竹をある程度伐採していたのですが、伐採が足りなかったようです。風で煽られた竹は横に近いぐらい傾いていたようですね。
今日はタワー側のBOXと家側のBOXの接続処理を行いました。家の庭からBOXまでは地中埋設配管をしています。

令和2年4月11日  土曜日 【BOX据付】
今日はタワー側と家側の引込中継端子BOXの取付をしました。
先日、通線したケーブルをBOXへ取込しました。
巻き取って丸めていた各ケーブルを解いて、一本ずつ配管からBOXへ通していきます。
解いている途中に余長の分がぐちゃぐちゃになり、根気強く縺れを直し時間がかかってしまいました。 光景を想像できると思います。
12D-FSAケーブルは太くて硬く、曲げには気を使いましたね。

令和2年4月6日  月曜日 【通線・ANT取付】
今日の午前中でやっと通線工事が終わりました。通線工事だけで3日半。12D-FSA-110mを2本・VCTF0.75-110mを2本・電源ケーブル8sq(2C)-110m・電源ケーブル8sq(3C)-110m・LANケーブル120mを4本。どれも切りなしの一本物。 通線工事だけなのにこんなに時間がかかるのかと思わるかも知れませんが、電工経験のある方は現場環境を考え納得されることでしょう。
午後からはアンテナの据付です。 アンテナエレベーターがあると作業が楽ですね。
HFのV型ダイポールとU/VのGPアンテナを取付しました。

令和2年3月27日  金曜日 【配管】
今日はタワーから建物まで配管を行いました。 1本の長さが120m程あります。直径70mmの管を2本。途中に中継用のプルBOXを3ヶ所設けています
急斜面での作業のため、思った以上に手間がかかり本日は終了しませんでした。      プルBOXには2本アンカー用の長さ60cmのボルトを取付し、土に差し込み固定しています。次は通線作業ですが、配管を敷設するだけでこれだけの時間を要しましたので、次の工程の通線作業も簡単ではないと思います。

令和2年3月16日  月曜日 【ELV据付】
今日はエレベーターの取付作業です。
やはり、荷揚げが一苦労。金物だけでなく試験用の携帯型発電機も現場へ。これがまた、30kg程度あり重たかったです。
この日は風が強くてタワー上で作業していると樹木、特に竹が風に煽られてしなり、背中やお尻を突かれたり、はじかれたり痛い思いもしました。 アンテナに干渉する範囲は伐採をしないといけないのですが、タワーから届かない部分の伐採をどうするか。
足場は組めないので、背中にロケットをしょって空中にでも飛ぶか・・・。

令和2年3月9日  月曜日 【建塔】
2月13日に基礎工事を行った現場のタワー積上げ工事です。
建設重機が入れないため人力による建塔工事です。
搬入も人力ですが、以前のような重量もないため少しは楽でしたが、ブロックを何本も抱えての搬入は大変でした。
山の中へ建設するため、タワーへ緑色の環境調和色へ塗装しました。
亜鉛溶融メッキに塗装する場合は下地処理が必要で、念のために塗料メーカーへ確認して下地処理後に塗装しています。
タワー頂部まで昇ると標高も高いので景色もきれいです。良く飛ぶだろうなぁと思って眺めていました。

令和2年3月6日  金曜日 【R9据付】
2月29日の工事の続きです。架台に装柱したマストへアンテナの取付を行いました。 アンテナはCushcraft-R9です。 弊社で組み立てる時間がないので、組み立てだけはいつもお世話になっているOMへお願いしました。 OMも以前同型のアンテナを使用されておられましたので安心です。 気持ちよくお引き受けいただきありがたかったです。 全長が10m以上ありますので、支線を張りました。 長物なので倒立の時は力が必要で思ったより大変な作業です。 また、アルミパイプの曲がりもあるため損傷のないように慎重な作業が必要ですね。 少し見づらいですが左写真が倒した状態でラジアルが床面へ接触しないよう支えが必要です。

令和2年2月29日  土曜日 【可倒式マスト】
今日はビル屋上に垂直型のアンテナ工事の準備です。
強風・メンテナンス時のために、お客様から可倒式にしてほしいと相談がありました。 BSアンテナが設置してありましたが、これを撤去し架台だけをを利用することになりました。 少し加工が発生しましたが、マストを可倒式にしました。 今回採用した方式はテレビアンテナ工事で使用している金物を使用しました。 左の写真はマストが垂直に立っている状態で、右側の写真は倒した時の状態です。 どのような構造になっているかは「使える工法」のページにて紹介します。
今日の作業はここまで。

令和2年2月13日  木曜日 【基礎据付】
2月10日に掘削を行った工事の続きです。
今日の作業で一番きつい思いをしたのは搬入です。
60kgはあろうかと思うタワー基礎部の搬入です。
足場が悪い急な斜面を引きづったり、抱えたり。何回も休憩しながらわずか40m程の道のりを30分かけてやっと建設地へ到着。
接地工事を行った後に掘削した穴へ基礎部を据付て埋戻ししました。
作業が終了した後、しばらく座り込んで休憩をしていました。
このコンクリートレスのタワーの基礎の掘削深度は、コンクリート型より深く埋設するようになっています。今回は建設地に傾斜があるので、低い方を基準にして既定の深度まで掘りました。このまま土が締まるのを待ちます。

令和2年2月12日  水曜日 【修理】
今日は衛星追尾アンテナの保守修理に行きました。
原因は同軸ケーブルの断線です。 外見からはわかりませんが断線していましたので交換しました。
すべて12D-FSA-LITEを使用していましたが、ローテーターで回転している部分が断線しているようです。自動追尾のため常時動いていますからね。 この基地局は海外製のアンテナを使用しているため、構造上と据付上の事情があり、回転部のケーブルの余裕があまりとれません。 今回はFSAタイプからFBタイプへ交換しました。
ルーフタワーの途中で中継点を設けていましたので、ここからアンテナまでのケーブルを交換しました。 中継すると損失が気になる方もいらっしゃいますが、問題になるような減衰もなく、損傷して交換することを考えると総替えほど手間がかからず、個人的には中継点を設けることはおすすめです。

令和2年2月10日  月曜日 【タワー建設】
更新が少し空きましたが、久しぶりにアマチュア無線のタワー建設工事です。
今回の建設地は山の中です。 家屋の敷地から急な斜面を40mほど登った場所に建てます。
樹木が茂っていることと高低差がありますのでクレーンが使用できませんので、すべて人力です。 このような作業環境ですので基礎に生コンを使用しないクリエート・デザイン社のコンクリートレス基礎の11mタワーを選びました。 土壌も真砂土で掘削も順調に進みました。
コンクリートが施工ができない場所へのコンクリートレス基礎はありがたいですね。
ただし、このコンクリートレスタワーには高さの制限があり、同社の15Cタイプまでの製品です。

令和2年1月18日 土曜日 【472KHz】
1月も半月を過ぎましたが、平年に比べゆっくりとした仕事の状況です。 が、アマチュア無線の運用は全然です。今年になって国内外1局も交信していません。
本日、LOWBANDをされている客様が来られました。 お話をうかがっていると今月、472KHzという周波数ででイギリスとイタリアの局と交信できたとのこと。日本初となるそうです。 昔、業務用の送信機に使用されていた500PFの5KV可変コンデンサと磁器製の筐体に巻かれた大型のコイルが出てきましたのでさしあげました。 LOWバンドには使えそうです